ご挨拶回りは絆を深めるチャンス
年末が近づくと、
経営者さんや営業の方は、
お客さま回りがお忙しくなる季節。
業績を伸ばしているある経営者さんは、
「この季節は、うちのような小さい会社は
人間関係を結び直すチャンスですよ。」と
おっしゃる。
お仕事が途絶えたり行き違いがあったりして、
なんとなく疎遠になったお取引先に、
年末年始のご挨拶を口実に連絡できるから。
カレンダーや手帳を配るという名目で
顔を出しやすく、
お互いに多忙なので長話をする必要もなく、
ちょっとした会話を交わすきっかけになるし、
不在でも「足跡」を残すことができるから。
忘年会や新年会にお声をかければ、
おいしい食べ物やお酒の力を借りて、
ざっくばらんに話す機会になる。
それをきっかけに気まずさが払拭でき、
情報交換が復活し、
お仕事につながることも多いらしい。
形式的な会社回りや賀詞交換会だからこそ、
形式をうまく活用して救われることもある。
どんなにIT化が進んでも、
24時間連絡がとれるようになっても、
顔を合わせると親しみが増す心理は同じ。
私は何も配れるものはないけれど、
ごぶさたしている方との絆を深めるために
何か工夫できることはあるかなぁ。
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