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2018.03.18

ブリーフセラピーの学びと私の夢

久しぶりにブリーフセラピーの研修会に
参加した。

Seminar

冒頭から雑談とQ&Aから始まり、
先生の書籍の内容への質問が飛び交い、
先生や参加者と面識がない私はとまどって、
早く本題に入ってくれたらいいのになぁと
居心地の悪さを感じていた。

しばらくして、これが私の弱点だと気づく。

すぐに全体像を知りたがり、
何を学ぶのかゴールを設定したくなる。
すぐに使えそうな情報を探してしまう。

効率よく学ぶときには有効な方法だけど、
セラピストやコーチのあり方としては、
何がきても受け止める余裕がもっとほしい。

「学び急ぐ」ということばが浮かんだので、
自分への戒めのキーワードにしておこう。

 

事例検討に進むとさらに学びは深まって、
先生の統括コメントの一言一言が刺さる。

先生は、
「はっきり言って、クライアントの問題は
 どうでもいいんです。」とおっしゃる。

セラピストが、
クライアントさんの問題をどうとらえるか、
ではなく、

クライアントさんが、
その問題をどうとらえ、どう関わっているか、
そこを紐解いて、
あくまでもクライアントさんと関わるのが
セラピストやコーチの仕事。

当たり前のことなのに、つい忘れやすくて、
そういうときは見事に失敗する。

 

私の場合は、同業のクライアントさんに
具体的な事例について相談されると、
つい、一緒に問題を解きたくなる。

これを先生は、
「クライアントに巻き込まれている。
 利用されている。」 と表現される。

 

巻き込まれてはいけない。
私が関わるべき対象は何なのか、
改めて肝に銘じる機会をいただいた。

経験豊富な方の一言一言には重みがある。

いつか私も、
歴の浅い経営者や創業者の方、
独立したてのコーチやコンサルタントの方に
お悩みや疑問を出してもらって、
質疑応答でともに学び合い、
総合解説して学びを深めていただくような、
そんな学びの場をつくりたい。

・・・と、このお正月から思い始めた。
やっぱり、そういう場をつくりたいんだな。

何があれば、実現に近づけるのだろう。

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