あのときの話を聴く
昨夜は、
コニカミノルタ常務執行役の秦和義さんの
講演を聴きに行く。
私の出身企業。
何もできない私を育ててくれた会社。
私が中小企業診断士の資格を取ったとき、
会社で何か活かせないかと思い、
社内の診断士の先輩のお仕事を知りたくて、
秦さんを紹介していただいた。
秦さんにお会いしたい一心で会場に入ると、
事務局には現役コニカミノルタの方も、
会場には懐かしいOBの方も大勢いらっしゃる。
秦さんは、カメラ事業から撤退したときに
その陣頭指揮をとられた方。
レジュメから離れて、そのときの思いを
真摯に切々と語ってくださった。
当時は、私はもう外にいたので、
新聞で人事異動の記事を見て、
秦さんがカメラに来られたんだなぁ、
これでカメラは巻き返すことができるかなと
ほっとした感覚を今も生々しく思い出す。
それだけに、
え、事業譲渡?
秦さんはそのために来たの?と
当時、いろんな感情が起こった。
なので、お話を聴く私も真剣になる。
笑顔が消えたのが自分でもわかる。
一言ももらさない勢いで前のめりに聴く。
私はお世話になったミノルタが今も大好きで、
ミノルタ愛は人に負けない。
そして、今日、
コニカミノルタも、大好きな会社になった。
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