両手が動く
関西大学人間健康学部で
ボディサイコセラピーの
第一人者の小原仁先生の
講座を受ける。
2人組になって、
相手に完全に委ねて
手を持ちあげてもらう、
一見簡単な演習が、
人に委ねることが苦手な私には難しい。
相手がまだ私の手に触っていないのに、
手を近づけただけで
無意識に、自分で少し浮かせてしまう。
相手が持ち上げている手を離すと、
だら~っと落ちるはずなのに、
無意識に力が入っているので、
そのままキープされてしまう。
「力抜いてくださいね。」
「抜いているつもりなんですけどね。。。」と
実験中の左手を見ながら話していると、
小原先生が勢いよく近づいてこられて、
私の手を指さす。
「なんでこっちの手も一緒に上がってるの?
こんな稀有な人みたことないよ。」
言われて初めて、
触られていない反対側の手も、
同じように動いていたことに気づく。
みんな、笑う。
私も、笑う。
そういえば、
リーダーシッププログラムに参加したとき、
仲間が私の真似と称して、
両手をバタバタと動かしていたのを思い出す。
クリオネみたい、って。
力を抜くこと、
人に委ねることは、ずーっと私の課題。
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