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2018.12.04

空気コピーの危険

日経ビジネス12.03号の特集
「残念な商品の法則」で、
何も言わないのと同じ「空気コピー」の
例が紹介されている。

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経営相談を受けるときにも、
同じようなことを指摘することが多い。

人材募集の会社の特徴の表現、
販売促進のチラシやWebなどの文言、
部下への方針説明の表現など、
私たちは、きれいなことばを使うと
そこでわかった気になって満足してしまう。

意味や背景を共有して社内に掲げるなら
一言で言い表せて便利かもしれないけれど、
お客さまには伝わらない。

「何にこだわっているの?」
「どうやっておもてなしを表現するの?」と
掘り下げて質問してみると、
同じ表現を使っていても、
見事なくらい、人によって意味は違う。

 

コーチングをしていても、
クライアントさんの目指す世界や目標が
単語で理解した気がしても、
自分の頭もまっさらにして聴いていくと、
想像と異なる世界が開けていく。

言ったつもり、
わかったつもりにならないことを、
この記事で改めて心にとめた。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
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    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
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