生きた学び
3日間の研修を終えて、
憧れの今半の牛肉弁当を購入し、
満席の新幹線でじっくり味わう。
この時期の連続研修は、
何名かの参加者が体調を崩して抜ける。
以前は、
こんな時期に重い研修をすることに
疑問を感じたこともあったけれど、
この3日間、つらそうな仲間に声をかけて
お互いに気遣ったり、
抜けてしまった方に思いを馳せたり、
途中から参加した方に前日までの流れを
みんなで教えていたり、
演習でコミュニケーションを学ぶ以上に、
自然に周りへの気遣いや協調性を養う
生きた学びになっているのを実感した。
休憩時間に参加者と話していると、
職場では、自分の業務も忙しいうえに、
休んだ方の業務対応にも追われて、
心配する気持ちは後回しになってしまうと
気づいた方もいらっしゃる。
職場の稼働人数が減っている中で
自分が研修に参加できていることに
感謝の気持ちが芽生えた方もいる。
どんな状況からでも学ぶことができるし、
成長することができる。
講師として、どんな状況も学びに変える
関わりの大切さを実感した。
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