« 最後か最初か | トップページ | ストーブを囲んで研修 »

2019.01.28

朝夏まなとさんに上司が声をかける大切さを学ぶ

日本経済新聞社主催セミナー
「魅力的なチームづくりと
 人を動かすコミュニケーション力」に
参加する。

と固いタイトルがついているけれど、
実は、
宝塚宙組前トップスター朝夏まなとさん
(まぁさま)のトークショー。

Maasama

1年前にも柚希礼音さんのトークショーに
参加した。
  関連記事:「柚希礼音さんに学ぶチームのまとめ方」(2018.01.29)

現役トップスター時代の朝夏まなとさんも
大好きだったし、
2ヶ月前にも舞台を観たので、
  関連記事:「出張ついでに「オン・ユア・フィート」」(2018.12.10)
トークで違う一面を見られるのが楽しい。

まぁさまは下級生時代から後輩の面倒見が
よかったといわれていたけれど、
組替えされてトップスターになられても、
気になることがあれば、その都度
自分から下級生に声をかけていたという。

組をまとめる立場だからというよりも、
私が心に残ったのは、
実績を積んで余裕ができたからこそ、
まだ余裕がない下級生に声をかけることが
できる、ということば。

ご自身も下級生時代は大きなお役に
抜擢されても実力が追いつかず、
技術を磨くことで精いっぱいだったけれど、
上級生になると出番は多くて忙しいものの、
技術や立ち振る舞いには余裕ができ、
だからこそ、相手に合わせて声をかける
ことができるようになったとおっしゃる。

上下関係が厳しい宝塚ならではの
美しい伝統でもあり、
会社組織でも、応用できることだと思う。


上に立つと、責任や扱う問題に気をとられ、
部下やスタッフの気持ちを思いやることを
忘れてしまったり、
周りが立ててくれて慢心してしまったり、
自分から声をかけることが減ってしまう
人のほうが多いと思う。

私自身も、
年齢と経験年数だけは勝手に上がるので、
何もしていなくても先輩扱いされてしまう
機会が増えていく。
だからこそ、まぁさまを見習って、
自分から声をかけ、学び続けられる人で
ありたいと、改めて強く感じた。

« 最後か最初か | トップページ | ストーブを囲んで研修 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 朝夏まなとさんに上司が声をかける大切さを学ぶ:

« 最後か最初か | トップページ | ストーブを囲んで研修 »

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ