ブリーフセラピーのライブセッションを見る
1年ぶりに、
ブリーフセラピーの研修に参加する。
私が最初にブリーフセラピーに興味を持ち、
ブリーフセラピストの資格を取ったのは、
組織の対人関係やチームビルディングの
課題に応用できると感じたのがきっかけ
だったので、
関連記事:「人勢塾OB会でブリーフセラピーの可能性を学ぶ」(2015.03.06)
今回の産業領域での活用のテーマは
私の関心のど真ん中。
ゲストの経営者がリアルなお悩みを出され、
ベテランのセラピストの先生お2人が
ライブでセッションされるのを見学する。
実際のセッションを見学できる機会は
まずないので、とてもありがたい。
途中で、感想を聞かれたときに、
「部下のことを相談に来たはずなのに
気がつくと僕の問題になっていますね」
とおっしゃって、鳥肌が立つほど感動する。
セラピーが機能している何よりの証拠。
ブリーフセラピーに限らず、
コーチやセラピストの仕事は、
目の前のクライアントに関わること。
クライアントが抱えている問題を解いては
いけないと、よく言われる。
セッションが行き詰まる原因の大半は、
クライアントに巻き込まれ、
一緒に問題解決策を探ってしまうことだと
こういう研修に出るたびに学ぶ。
事柄ではなく
目の前の人に焦点を当て、好奇心を向ける。
とても大切な基本中の基本を肝に銘じた。
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