補助金担保の融資制度
日本経済新聞朝刊1面によると、
「ものづくり補助金」決定企業が
受給前の補助金を担保にして
融資を受けられる制度が
新設されたらしい。
補助金は実績払い(後払い)で、
認定された計画に対し、
事業完了後に
実績を示す書類を揃えてから
交付申請を行う仕組みなので、
確かに、計画の着手時には自己負担で費用を賄い、
補助金を受け取るまでには時間がかかる。
従来から、個別に金融機関に相談して「つなぎ融資」を
受けている企業はあったので、
「POファイナンス」「電子債権」などの用語以外は
制度としてはあまり目新しさを感じないのだけど、
利率などで有利になるのだろうか。
事業完了後に揃える書類は、
仕様書、見積書、発注書、納品書、請求書、領収書などなど
膨大な枚数になり、確認作業も大変なので、
中には、補助金の認定は受けても、失効する会社もある。
そんな場合に、補助金を担保に融資を受けていたら、
どうなるのだろう。
交付申請の面倒まで見てくれるのだろうか。
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