桜の季節に月組観劇
今年初めての宝塚大劇場観劇は
月組さんの「夢現無双」「クルンテープ天使の都」。
花のみちの桜も見ごろで、
トップ娘役の美園さくらさんのお披露目公演に
文字通り花を添える。
お芝居は、私が歴史に疎く、戦争や殺戮が苦手なせいか、
宮本武蔵って、感情任せに「俺は強い」と刀を抜き、
幼い子どもも真正面から斬りつけ、何十人も殺すような
人だったの?と、見ているのが苦しくなる。
その中で、立ち姿も銀橋を無言で渡る姿も立ち回りも
ただひたすらにかっこいい美弥るりかさんと、
情けないヘタレ男の役なのに無駄なくらい美しい
れいこさん(月城かなとさん)が救い。
吉野大夫のうみちゃん(海乃美月さん)は、
落ち着きとあでやかさを合わせ持つ独特の雰囲気で
シンプルなセットが華やかな遊郭に見せてしまう。
ショーは、うってかわって、どの場面も楽しい。
これで退団される美弥ちゃんの出番も多くて、
ダンスも歌も、しっかり最後の舞台を目に焼き付ける。
ありちゃん(暁千星さん)は本領発揮で、
ムエタイの場面はコミカルに楽しそうに演じ、
足を後ろに高く振り上げて、身体能力の高さに驚く。
名ダンサーの中塚皓平さん振付の女装?場面は
かわいいセクシーさで目が釘づけになる。
オープニングから蘭世惠翔くんが大活躍で、
これからもっと使われていくのかなと思わせる。
同じ列で、宙組の和希そらくんが観劇されていた。
あまりにもお顔が小さく、端正で、目の保養になる。
やっぱり宝塚はパワースポット。
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