ダイバーシティの教材になりそうな「みえるとかみえないとか」
ヨシタケシンスケさんの絵本
「みえるとかみえないとか」を食い入るように読む。
考えさせられるところがいっぱいで、
ダイバーシティ研修の教材として使えそう。
よくある議論は
自分たちを多数派として、
マイノリティのことを考えるというスタンスで進むので、
出発点から既に上から目線なのだと気づかされる。
この本では、
目が4つとか手が4本とか空が飛べる人たちから、
「不便そう」「かわいそう」と思われるという視点で
描かれていて、
くすっと笑って気持ちを軽くしながら、
立場や視点の違いを考えることができる。
重要なことを、深刻にならず、真剣に考える。
とても大切なスタンスだと思う。
この絵本を事前に読んでから、
自社のダイバーシティを考えたら、
「状況や要望がそれぞれ違うね。
どうしたら一緒に活動できるかな?」と
言いにくい要望も素直に伝えることができ、
お互いに助け合える風土が生まれていくように思う。
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