数年ぶりのクライアントさんと人生を語る
東京で時間がとれたので、
私がコーチングの資格を取得した直後の
まだ初々しい(→自分で言う)コーチだったころに
私のセッションを約6年間も受けてくれていた
元クライアントさんと夕食をともにする。
「ちょうど行きたかったお店があるんだよ。」と
私好みのお野菜料理のお店を選んでくれて、
わかりやすい駅出口で待ち合わせをしてくれる
おもてなしは、さすが気配り上手さん。
数年ぶりに会ったのに、
近況を話すうちに、
大事にされている軸は今も変わっていないなぁと、
当時のエピソードがよみがえる。
「今も毎日見てるんだよ。」と
おもむろに取り出したiPadの画面には
ミッションや価値観、行動指針などが書かれていて、
今なお、コーチングの仕組みや気づきを
活かし続けてくれていることに感動する。
「え~、私そんなこと言ったかなぁ。」
「俺、そんなこと言ってた?」
覚えていないエピソードもいっぱいで、
当時の私、いいコーチだったんじゃない?
俺、プロクライアントだったよね、と
お互い自画自賛しあう。
やっぱり私は、コーチングが好きなんだなぁ。
クライアントさんの口から何が飛び出すか
わからないからこそ、毎回毎回全力で聴き、
その場で、浮かんだ問いをそのまま投げかけ、
即興のストーリーが生まれる。
何年も会わない間に、
お互い、大きく変わったところもいっぱいあり、
大事なところは変わらないところもいっぱいある。
そんな感覚を共有する。
コーチとクライアントという関係を終えても、
こうやって、一生の仲間としてつきあえることが
心からありがたい。
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