協働のためのアサーションを学ぶ
連休中の2日間、
日本のアサーションの第一人者、平木典子先生の
「協働のためのアサーショントレーニング」を
受講した。
これまで平木先生から学ぶたびに、
深い気づきと学びを得られてきたけれど、
関連記事:「アサーションの学びを深める」(2018.06.11)
「NOから始まるコミュニケーションを考える」(2018.11.17)
今回は、1対1でのアサーションだけでなく、
組織や集団の中で、いかにアサーティブでいられるか、
組織そのものが、いかにアサーティブになれるか、
という、私の関心ど真ん中のテーマ。
今回は少人数での宿泊研修だったので、
休憩時間に思い切って、著書にサインもいただく。
組織の中で、自分らしさも相手らしさも活かすには、
・人と違う考えや価値観を持ってもOK、
・人と違う行動をとってもOK、
・意見を伝える権利も、伝えない権利もある
という、
基本的な人権であるアサーション権を尊重しつつ、
組織の課題達成、関係性の形成・維持、個人の要望の
3つの機能を満たすように関わっていく。
これまでアサーションを学んでいるメンバーばかりで
演習を行っても、そう簡単には進まない。
会議運営をサポートしたり、
研修で伝え方を伝える立場として、
最初にこのルールをしつこいくらい伝えることが
第一歩なのかもしれない。
相手が変われば、
立場や役割が変われば、
ふさわしい伝え方は変わる。
母よりご高齢の平木典子先生から直接学べる機会は
とても貴重なので、まだまだ学び続けたい。
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