謝罪の流儀と人間力
日経ビジネスNo.2021号の特集「謝罪の流儀」に
謝罪の分類が掲載されていて、
先日早速、訪問先の経営者さまと話題にした。
不祥事などが起こったときに、
問題への「関与」を認め、
問題が不適切であったと「不当性」を認め、
自分の「責任」を認めて、
初めて「謝罪」に分類されるという。
謝罪会見を開くまでには至らなくても、
ミスやトラブルを謝る場面はどんな人にもあり、
丁寧にお詫びしたつもりが、
弁解や言い訳に受け取られて逆効果になった経験が
ある方も多いはず。
記事では、
・問題の経緯を説明する
・悔恨・反省を示す
・被害者へのいたわり
・改善を誓う
などの深い謝罪が求められるという。
通常の商談や職場のやりとりでは
記者会見のように事前に準備できない分、
相手への心配りと
その場の雰囲気などの状況判断ができるかどうかが
伝わるかどうかの分かれ目になるのだと思う。
弱点や失敗を指摘されると、
なかなか冷静ではいられないけれど、
すぐに落ち着きを取り戻せる胆力を身につけたい。
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