仲間との対話で絆と分断を考える
昨夜、組織開発のファシリテーションや
エグゼクティブコーチングで名高い先輩が
「これからどうする?どうなる?」と題して
Zoomで対話の場を設けてくださいました。
Zoomは、PCやスマホでWeb会議やセミナーが
できるアプリです。
面識がない方、年齢や職業や地域もばらばらの方と
ブレイクアウトルームで2-3人で対話を繰り返し、
自分の環境とは異なるお話を聴くのも新鮮です。
先輩の総括のことばが心に響きました。
3.11や9.11のときは「1つになろう」
今回は「離れましょう」
そこが違う
そうか。絆と分断。
その視点は私には見えていませんでした。
さすがDさま。
今は周りと切り離されて、
自力で乗り切ることができるのか不安になるし、
心も視野も狭くなっていく怖さもあります。
幸い、災害時と違って今のところは
インフラもネットも確保されているので、
こうやって他の方の意見を聞くと視野が広がって、
新しいつながりも生まれていきます。
コーチングの仕事をしているおかげで、
15年以上前からSkypeを
数年前からはZoomを使ってきましたが、
これまでは限られた方たちだけのつながりでした。
それがこの数ヶ月で、新たにZoomを始める方が増え、
誰とでも、一度に大勢とでも、
気軽につながれるようになっています。
こうやって生まれた新しいつながりは、
世の中が落ち着いても、新しい習慣として定着し、
もっとつながることができるのかもしれません。
今も感染が日に日に広がっている最中なので、
今回のおかげで、とはまだ言いたくありません。
それでも、おさまった先に光が見える予感に包まれて
ほっとするひとときでした。
こういう対話の場を私もつくりたい。
私が呼びかけて、参加してくれる人はいるのか、
1対1なのか、複数や大勢がいいのか、
コーチや講師として鍛えてきた力がお役に立つ場が
きっとありそうです。
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