はいからさんを涙で見上げる
5ヶ月ぶりの宝塚。
休演中、チケットを何枚か無駄にしたこともあり、
観劇できる日が待ち遠しくて待ち遠しくて、
開演アナウンスが流れただけで、涙が出そうです。
しかも、手にしたチケットはSS席2列めセンターで、
1列めが封鎖されているので実質最前列で、
タイトルバックにちりばめられた原作漫画の
細かいセリフまで読めます。
「はいからさんが通る」は
柚香光さん(かれーちゃん)、華優希さんの
花組新トップコンビお披露目公演で、
2017年に同じコンビで外箱で上演された再演ですが、
お2人にぴったりの作品で、初々しさがあります。
華ちゃんの花村紅緒はどこから見てもかわいらしくて
かれーちゃんは美しく、かっこよくて、
お役ではなく、そのままのお2人を見ているようで
客席で自然に頬が緩みます。
大好きな瀬戸かずやさん(あきらさん)の青江冬星も
他の方が演じたら似合わなそうな鬘とキャラクターが
なぜかぴったりはまって、かっこよささえ感じます。
美穂圭子さんのお上品でかわいらしいおばあちゃまも
とっても素敵で、魅了されました。
銀橋で、手が届きそうな距離で、
かれーちゃんとあきらさんのお2人のお芝居、
かれーちゃんと華ちゃんの幸せそうなやりとりに
放心状態で見上げていました。
おそらく口をぽかんとあけて観ていた気がするので、
マスクをしていてよかった、かもしれません。
やはり生の舞台は幸せです。
公演数も少なく、お席も間隔を空けて半分で、
チケットも1人1枚しか買えませんが、
公演再開してくださったことに感謝します。
早く、友人と一緒にきゃーきゃー言いながら
観劇できる日がくることを心待ちにしています。
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