宝塚雪組で熱量を浴びる
今年初宝塚観劇は、
雪組の「fff-フォルティッシッシモー」
「シルクロード~盗賊と宝石~」です。
ベートーベンを主役にしたお芝居は、
だいもんさん(望海風斗さん)と
きーちゃん(真彩希帆さん)の歌うまトップコンビの
退団公演で、ものすごい熱量が伝わってきます。
決して泣かせる場面ではないはずなのに、
最後は、この熱に押されて、涙があふれました。
彩凪翔さんのゲーテが渋くて、
イケオジを演じられる貴重な役者さんが退団されて、
翔さんとあーさくん(朝美絢さん)の美しい並びが
見られなくなるなんて、寂しすぎます。
名ダンサーのお1人、笙乃茅桜さんが
炎として全編を通じて華麗に踊っているのもステキで、
退団者に光を当てた演出がうれしくなります。
ショーも、
彩凪翔さんから始まり、出番がたっぷりあったので
しっかり見納めができました。
あーさくんの場面は、オラオラ系でした。
お芝居のときの落ち着いたシンプルないでたちのほうが
あーさくんの美しさが光ると思うのですが、
演出の先生は、オラオラ系をさせたいのでしょうね。
次期トップの彩風咲奈さん、朝月希和さんコンビも
たっぷりフューチャーされていて、
新しい雪組はがらっと雰囲気が変わりそうです。
重厚さと華やかさ、新年にふさわしい公演でした。
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