オンライン研修のテクニカルサポートを語る
2021年初登壇は、オンライン研修でした。
お世話になっている研修会社さまで、
オンライン研修のテクニカルサポーター養成講座を
開催しました。
1年前までは想像もしなかったお仕事ですが、
講師としてのオンライン登壇も増え、
オンラインテクニカルサポートのニーズも増えました。
この研修会社さまでも、今春の新入社員研修を控え、
テクニカルサポーターが大勢必要になるそうです。
特に新入社員研修の場合、
今の学生さんはご自宅にパソコンやネット回線を
お持ちの方が少なく、
会社から支給された不慣れなパソコンやタブレットで
参加される方が多いことや、
同期とのつながりもつくっていただくために
ブレイクアウトルーム機能を使って
少人数グループを組み替えながら交流を深めるので、
パソコン周りのサポートを細やかに&速やかに行う
必要性が高まります。
たくさんの機能をオンライン講座でどこまで具体的に
説明できるか、ご理解いただけるか、
この講座の準備には、従来以上の労力を使いました。
さらに、講座の資料を作り上げたころに、
何度かZoomのアップデートが行われたために、
画面配置や機能名称が変更になり、
画面キャプチャを撮り直すなどの作業も発生しました。
この準備のプロセスを通じて、
こういう最新情報のアップデートこそが、
テクニカルサポーターに求められるところだと
改めて実感します。
私が講師を務める契約では、
別途サポーターをあてる予算はなかなかつかないため、
講師とテクニカルの1人2役を担うことが多いので、
講義を進めながら、
参加者の様子を見ながら場をファシリテートして、
合間にブレイクアウトルームなどの設定をして、
Zoomから落ちた方の再接続などのケアをして……
サポートの腕を人一倍磨いておく必要があります。
中小企業診断士を情報部門で取得し、
会社員時代はトラブルシューティングも多かったので、
大変ですが、実は、わくわくして、血が騒ぎます。
コロナ禍でクローズアップされたお仕事ですが、
私の性格には合っているようなので、
今年もニーズが続く限り、サポーター業もがんばります。
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