重厚なミュージカル「パレード」
ミュージカル「パレード」を観劇しました。
主演の石丸幹二さん、堀内敬子さんをはじめ、
劇団四季出身の大ベテラン勢がそろったキャストは
お腹の底にドーンを響くような迫力の歌声で
圧倒されます。
冒頭から、天井からカラフルで大きめの紙吹雪が
これでもかといつまでも降り続け、
舞台の床にどんどん積もっていきます。
次の場面までにどうやって片づけるんだろう?と
思っていたら、なんとそのままお芝居が続きます。
ときには紙吹雪を蹴散らし、舞い上げながら。
群衆心理で冤罪が仕立て上げられていくお話は
アメリカでの実話を元にしているだけに、
重厚で心を射抜かれます。
ベテラン勢が演じていますが、
後でパンフを読むと、実際には20代夫婦のお話で、
20代でここまで知事や裁判に立ち向かえるだろうかと
南部女性のたくましさに驚かされます。
こんなにすばらしい作品なのに、このご時世で、
決して広くはないドラマシティの客席は半分ほどで、
後ろ半分はほとんど空席なのがもったいないです。
そのおかげで、チケットがとりやすく、
実質前から5列目の良席で観ることができ、
臨場感に浸ることができました。
« e-TaxでR2年度の確定申告完了 | トップページ | 見どころいっぱいの宝塚花組「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」 »
« e-TaxでR2年度の確定申告完了 | トップページ | 見どころいっぱいの宝塚花組「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」 »
コメント