宝塚新人公演復活は月組「桜嵐記」
ありがたいご縁で今回から復活した新人公演、
月組「桜嵐記」を観劇できました。
若手ファンには何よりうれしい再会です。
主演は、注目していた礼華はるちゃん。
ふだんはさわやかなイメージがありましたが、
まっすぐな楠木正行役がぴったりで、
どっしりと安定感のある役者ぶりでした。
歌もお芝居もうまくて、
長身で刀を構える姿がきまってました。
ヒロインのきよら羽龍ちゃんも、
お芝居と歌のうまさが光って、美声が響きました。
このお2人の桜の場面、涙なしでは見られません。
楠木正儀役の彩音星凪くんは、
関西弁には苦労されていましたが、
さすがダンサー、剣さばきがお見事で、
お芝居も歌もぐっとうまくなられていました。
本公演ではベテランさんが演じられたお役を
演じられた方々の実力に目をみはりました。
専科の一樹千尋さんのお役をされた真弘蓮さん、
貫禄があって、存在感がありました。
悪役の高師直を演じた蘭尚樹くんも大健闘で、
両脇の結愛かれんちゃんと蘭世惠翔ちゃんと
色っぽいシーンが絵になります。
瑠皇りあちゃんもおひげがさまになっていて、
美しくて威厳のある尊氏でした。
新公初出演の106期生もそれぞれお役がついていて、
思いっきり演じられていて、頼もしかったです。
上手通路席で、本役さんたちが真横を通られる
ファン垂涎の神席でした。
黒いシャツ姿のありちゃんを見上げて
ドキドキ至福の瞬間でした。
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