久々のミュージカルは「ブロードウェイと銃弾」
「ブロードウェイと銃弾」を観劇しました。
私が宝塚を初めて観劇したときのトップスターだった
あさこさん(瀬奈じゅんさん)がめあてです。
久しぶりに生でみるあさこさんはお役そのものの
大女優、ショースターです。
大胆な場面でも品やかわいげがあるのがさすがです。
1つ1つのしぐさ、動き、何をしてもポーズが決まって、
どこまでかっこいいのだろうと見とれてしまいます。
平野綾さんの大げさな役づくりに度肝を抜かれます。
演技も歌も力量のある役者さんだからこそできる、
とことん調子っぱずれな歌、話し方、アニメ声、
目や耳を覆いたくなるようなセリフや動きも、
ギリギリ下品になりすぎない大胆な演技、
これができる女優さんってすごいなぁと思いました。
そして、今さら?と言われそうですが、
城田優さんの魅力をようやく理解しました 笑
以前「NINE」ではストーリーが難しかったので
関連記事:「NINE」(2020.12.10)
世間で騒がれるほどの魅力がわからなかったのです。
ファントムも加藤和樹さんの日を選びました。
関連記事:ミュージカル版「ファントム」(2019.12.18)
この作品では、同一人物とは思えないほどの
陰のあるたたずまい、冷徹さ、情熱、ユーモア、
人間が持つさまざまな面を演じ分けられ、
ダンスシーンではキレキレのタップを
これでもかというかっこよさで踊られていました。
元宝塚トップ娘役の愛加あゆちゃんも、
かわいらしいだけでなく、激しく歌い上げるシーンも
存在感のある名演でした。
昨年はチケットがとれたミュージカルがことごとく
休演になり、
今月も、土日だけ休館という不可解な通達によって
「モーツアルト」が観られなくなったので、
今回の上演のありがたさが身に沁みます。
ひさしぶりの宝塚以外のミュージカル、
まだまだ、元宝塚のスターさんが出演されるからという
演目の選び方ですが、
これからもっともっと観たいです。
チケット代……お仕事がんばります!
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