宝塚「婆娑羅の玄孫」で轟悠さんを見納める
宝塚星組公演「婆娑羅の玄孫」で
専科の轟悠さんを見納めしてきました。
轟さんは一生いらっしゃると思い込んでいたので、
まさかの退団発表には驚きました。
轟悠さんのレッドバトラー、オイディプス王、
リンカーン、チェゲバラなどなど、
重厚なお役が大好きで、たくさん観てきましたが、
日本物は初めてです。
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立ち姿だけでも美しく、立ち回りは鮮やかで、
美しい横顔に見とれます。
前方席なのにオペラグラスで追いかけていたら、
キメのシーンで目線をいただいた気がします。
あ、いえ、勘違いでもいいのです。
幸せなので。
稀惺かずとくんに目立つお役がついて、
キラキラした表情で一生懸命な演技がかわいらしくて、
これから本公演でも活躍されるかな、と楽しみです。
極美慎くんは、幕前で1人歌って芝居する場面が多い
おいしいお役で大活躍でした。
娘役さんでは瑠璃花夏ちゃんがかわいかったです。
事情を知っている爺の汝鳥伶さんがさすがの名演で、
苦しい心情が伝わって胸が痛くなります。
パンフレットの対談コーナーでは、
相手役と主張されていたのも楽しかったです。
轟さんの美しいお姿をたっぷり見納めました。
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