歌舞伎GOEMONの再演を見上げる
久しぶりの歌舞伎。
大阪松竹座で「十月花形歌舞伎GOEMON」を観ました。
7年前の公演も見ましたが、
当時は客席を走り回って追いかけあったり、
宙乗りから2階席への移動したり、
大掛かりな演出でしたが、
今回は花道でのお芝居や立ち回りが増えました。
前回は、当時大阪市長だった橋下徹さんが
観劇されていたのも思い出しました。
関連記事:「花道の真横で歌舞伎を堪能する」(2014.10.15)
今回も、大好きな中村壱太郎さんの出雲の阿国が
お着物でフラメンコを激しく踊るショーが
鮮やかで迫力がありました。
今回は花道真横の前方席で、
役者さんたちがちょうど目の前で立ち止まる場所で、
秀吉役の中村鴈治郎さんがいかにも悪い表情で
ニヤッとされたり、
愛之助さんがはしごをのぼって見得を切られたり、
壱太郎さんが細かい表情の変化と仕草で
感情を表現されていたり、
お芝居の隅々まで味わうことができました。
何より、子役の松本幸一郎くんがすばらしすぎて、
別れの場面の繊細な演技と、
舞台に一人残って空間を埋める存在感、
しっかりしたステップのフラメンコ、
ぎゅっと心をつかまれました。
調べると、松本幸四郎さんのお弟子さんだそうです。
幸四郎さんも大好きなので、共演も観たいです。
観劇後は母とお茶。
あわただしい日々が続いているので、
半日ゆっくりリフレッシュできました。
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