朗読音楽劇「ショパンとリスト」のステキな世界
朗読音楽劇「ショパンとリスト」
~出逢いと別れのエチュード~を
観てきました。
元タカラジェンヌのくれゆかさんがリスト、
風莉じんさん(ちやさん)がショパン役です。
くれゆかさんのリストは、
モテ男で余裕がある立ち振る舞いも
気品のある立ち姿、大きな手の使い方も
全てがキラキラ美しくて吸い込まれそうです。
風莉じんさんのショパンは、
儚げで母性をくすぐられる内向的な青年で
宝塚時代はお髭が似合うイケおじの印象が
強かったので、振れ幅にびっくりです。
リストとショパンのお2人が
お互いにリスペクトしあっている関係性が
手に取るように伝わってきます。
それを、客席から、宙組の元組長さんお2人が
温かいオーラで見守られているお姿にも
胸が熱くなります。
朗読家の三浦摩紀さんが、
時代背景や心情などを説明してくださるので
ストーリーがとてもよくわかります。
そして何より、稲垣聡さんの生ピアノ演奏が
ピアノ1台、腕2本、指10本でどうやって
この音を出しているのだろうと思うような
オーケストラのような重厚なハーモニーで
作曲家、ピアニストとしてのストーリーに
説得力がありました。
ステキな演出に酔いしれて余韻に浸りながら
帰りにロビーに降りると、
出演者のみなさまがお見送りに立たれていて
なんと、一緒にお写真も撮ってくださって
思い出深いお土産になりました。
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