宝塚雪組「双曲線上のカルテ」で感動にあふれる
宝塚雪組「双曲線上のカルテ」を観劇しました。
再演ですが前作も原作があることさえ知らずに
予備知識ゼロで観ましたが、
久しぶりに重たいお話に、胸が痛くなります。
ありがたいことに前方の見やすいお席で
和希そらさんの美しさが堪能できます。
それでも時々オペラグラスをのぞいていると、
ここで?という序盤の場面で
そらくんが泣いているのが見えたり
名札の文字まで読み取れたり
隅々まで楽しめました。
ヒロインの華純沙那ちゃんがかわいらしすぎて
一気にファンモードになりました。
心のこもったお芝居がうまくて、
私は野々すみ花さんを思い出しましたが
評判では、檀れいさんの印象が強いそうです。
歌手役の白綺華さんは107期生。
外箱の演目では若手の娘役さんが活躍されるのが
うれしいです。
2幕の冒頭のショーも、ダンスがかっこよかったですが
フィナーレもついて、ぜいたくな構成です。
幕間に「ピンスポット1本で裸足で踊ってほしい」と
ご一緒した方に話していたのですが、
まさか、本当にその場面があるなんて!
座っていた席まで舞台のドライアイスが流れてきて
勝手に一体感を感じてうれしかったです。
デュエダンも初々しくて、幸せそうでした。
華純沙那ちゃんは初めてのデュエダンだそうです。
ところどころ時代錯誤なセリフや場面もありますが
舞台で観るとあまり気にならないのが不思議です。
ネットで原作を調べると上下巻2冊もあって
気持ちが萎えそうになりましたが、
宝塚仕様の帯を見て、速攻でポチしました。
しばらく、作品の世界に浸れそうです。
« 夢が叶うパープルマム | トップページ | 父の8回忌 »
コメント