ベルばら50で「生きていてよかった」
ベルサイユのばら50~半世紀の軌跡~ を
観てきました
私が初めて観たのは、2013年月組で
龍真咲さんと明日海りおさんの役替わりで
オスカルとアンドレを両方見られて
ポスターでも舞台でもお2人の並びが
麗しすぎて忘れられない公演でした
それを、真咲さんのオスカルを
また生の舞台で観られるなんて
アンドレのセリフ
「俺は今日まで生きていてよかった…」
そのものの心境です
真咲さんはスタイルも歌もお変わりなく
緒月遠麻さんのアンドレとの名場面中心に
お話が進んでいきます
演出はおそらく初演のころのもので
私が観た当時とは少し違いましたが
衛兵隊や市民のメンバーも懐かしい方が多くて
感情をどっぷりもっていかれます
小公女は新公学年さんのようなかわいらしさで
衛兵隊の動きもキレキレで
実羚淳さん(ゆいちぃ)の足長美脚も
美月悠さんの軍服が似合うのも
七生眞希さん(まりなさん)の美貌も
涼花美雨ちゃんや花束ゆめちゃんもかわいくて
タカラジェンヌさんたちは何年たっても
あのスタイルや雰囲気を保たれているのは
やはりフェアリーです
オスカルアンドレのラストシーンで休憩が入り
あとはフィナーレだけかと思いきや、
フェルゼン編が……
2公演観られたような贅沢さです
湖月わたるさんのフェルゼンのマントさばき、
コンピだった白羽ゆりさん(となみさん)の
マリーアントワネットの可憐さと美しさ、
どう見ても現役生の舞台としか思えません。
光月るうさんはこのためにキャスティング
されているのですね、と納得の悪役でした
晴音アキさん(はーちゃん)のロザリーは
倒れたオスカルを抱きかかえ
フェルゼンにしがみついて引き留める、
本公演では1公演ではできないおいしいお役、
歌&お芝居が上手いはーちゃんならではの
熱演、お見事でした
留依まきせさんのベルナールも
さすがの立ち姿、歌、お芝居でした。
冒頭のレジェントなみなさまの歌&トークも
何年経ってもお美しくて
今だから言えるトークも楽しかったです
水夏希さんはグリーンのスーツを着こなされ
「心の白薔薇」をかっこよく歌われたと思ったら
トークコーナーで先輩方に並ぶと
下級生ぶりがかわいらしくて、意外な一面でした
フィナーレも絶品で
フィナーレだけ1時間見せてください!と
お願いしたくなります
愛月ひかるさん(あいちゃん)のバラのタンゴは
現役のころより迫力が増したような見応えで
キラキラギラギラです
彩輝なおさんの美脚とスカートさばきも鮮やかで
ボレロの湖月わたるさんの包容力と
彩凪翔さんのキレキレの可憐な娘役さんぶりも
ステキでした
本公演も別箱もなかなかチケットがとれなくて
次の観劇のめどはたっていませんが、
ベルばらの美しい世界観をたっぷり味わって
これでしばらくがんばれます!と思えた
貴重な公演でした。
公演前のお楽しみは、いちごモンブラン
同世代ですが私より15年以上前からのファンで
レジェンドなみなさまも観劇されていた友人と
たっぷりお話できて、予習できました
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