「無伴奏ソナタ」で自己決定の重要さを痛感
ミュージカル「無伴奏ソナタ」で
自己決定感の重要さが身に沁みました。
上演期間が終わったので少し種明かしすると、
ストーリーは、「幸せ法」という法律の元で
才能検査で2歳で将来の職業が決まり、
争いがなく、仕事も職場も幸せ、という世界で
起こる物語です。
私は競争や争いごとが人一倍キライで
つい、競争を避けようとしてしまいますが、
同時に、自由や自分で決めることは大事なので、
いくら適性があって楽しくても、
自分で決められる自由がなく、
好きなことを制限されてしまったら
決して幸せではないということが
心に染み入る作品でした。
ストレートプレイ作品の初ミュージカル化で
見事なくらい歌うまさん揃いだったので、
短いソロもコーラスの歌詞もセリフも
ガンガン心に刺さります。
元タカラジェンヌの霧矢大夢さんは
宝塚時代も包容力がある男役さんでしたが、
今回も存在感があって、母親のように温かくて、
お芝居も歌もすばらしかったです
主演の平間壮一さんは何度か観ていますが
不思議なお役がとても似合う気がします。
熊谷彩春さんは初めて観る役者さんですが
歌がとにかくすばらしくて、
明るいお役でほっとする存在でした
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