柚香光さん主演の
「十二国記-月の影 影の海-」を観ました
戦いや争いの場面が苦手なのですが
宝塚時代から大ファンだった柚香光さんを
退団後も追いかけようと思うと
鬼や人外のお役が上手すぎる方なので(笑)
チャレンジングな観劇になります
ドラマや映画では
戦いや手術などで血が出る場面や
斬り合いや殴り合いの暴力シーンは
目をそらしたり音を消したり
途中で断念することも多いですが
舞台なら
戦いはキレキレのかっこいいダンスで表現され
激しい音も歌やメロディで表現されて
ストーリーに没入できて救われます
原作の「十二国記」も
20年以上前にコーチングのクライアントさんに
薦められたときは数ページで挫折しましたが
柚香さんで舞台化されると知って
「月の影 影の海」編の2冊は
休憩を挟みながらも読破できました
柚香さんはインタビューで
「十二国記はヨウコの成長物語です」と
おっしゃっていましたが
こうやってファンも成長させてくださるのが
なんともありがたいです(→拡大解釈)

実際にミュージカル化した十二国記は
柚香さんの芝居力、表現力のすばらしさに
語彙力が全て吹き飛んで
すごい!最高!としか言葉が出なくなります
ふつうの高校生だったヨウコが
使ったことがない刀を振り回すところは
刀をふわっと握って
手足がばらばらでただバタバタと
獲物に偶然当たったかのような演技で
王として決意を固めた後は
目つきも表情も立ち方もキリっと
手の甲まで男役時代のようにガシッと大きく
体幹バリバリ&キレキレで
刀さばきだけでなく存在そのものが王でした
宝塚でも
主人公の心情を影の存在として
ダンスで表現する作品はよくありますが
十二国記では
加藤梨里香さんが演じる高校生の陽子が
ヨウコの心情を歌で表現されています
加藤梨里香さんのたたずまいが
ふつうの女子高生らしく表現されていて
美しくてパワフルな歌声です
柚香さんもこんな高音が出るの?と
のびやかに高い音域を歌われていて
女性どうしのデュエットも新鮮でした
ねずみの楽俊も元気でかわいらしくて
ヨウコは楽俊と話すときは
ねずみの顔を見て話されるので
半獣ということが観客に伝わります
カーテンコールの後
オーケストラの演奏も終わった後に
柚香さんが白いお衣装でもう一度登場されて
長い手をまっすぐいっぱいに広げて
言葉が出ないほどエレガントに踊られて
見とれていた次の瞬間
かわいらしすぎる笑顔で
「ほんまおーきに」「さいなら」って
大阪弁でご挨拶してくださいました
このギャップにますます射抜かれます
戦いの場面にも慣れたので
十二国記の続編も柚香光さんで観たいです
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