「リチャード三世」
週末に「リチャード三世」を観ました
元宝塚トップ娘役時代に大好きだった
愛希れいかさん(ちゃぴちゃん)めあてで
予備知識がないまま観ました
主役のリチャード三世が女優の吉田羊さんで
骨太な悪役なのに?と驚きましたが
森新太郎さん演出のハムレットシリーズ3作を
すべて主演されているそうで
迫力あるリチャードでした
暗い照明の舞台で冒頭は足しか見えなくて
短い杖をついて傾いた無理な姿勢のまま
ほぼ出づっぱりの舞台を務められる熱演で
役者さんの世界は想像を超える世界です
シェイクスピアの古い翻訳で
現在では使えない表現だと思いますが
劇中でもせむし、びっこという表現が
使われています
愛希れいかさんは奥さんのアンだけでなく
3役(+人形使い2役)を務められていて
リチャードにつき従うラトクリフ役で
久しぶりに凛とした男役姿を観ました
宝塚時代は当初男役さんで、
娘役さんとしては体格がいいほうでしたが
男性役者さんたちと並ぶと
大げさではなく横幅も厚みも半分しかなくて
鍛え上げられたスタイルの良さと
ダンサーらしい身のこなしに目を奪われました
エリザベスとリッチモンドの極端なお役を
見事に演じ分ける中越典子さんも
10年ぶりの舞台とは思えませんでした
幼い王子は子役を使わずに
人形で表現されるのはどんな意図なのでしょう
救いようのない王権争いの重苦しいお話で
観ている側の気持ちも張り詰めますが
少し息を吐くことができる場面でした
これがもしミュージカル仕立てなら
どんな音楽が紡がれるのだろうと思って
観てみたい気持ちになりました
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