書籍・映画

2024.10.09

「時穴みみか」

「時穴みみか」藤野千夜 著

私が宝塚ファンなのをご存知の方から
プレゼントしていただいた本です。

先月の出張の電車で楽しく読みました。

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宝塚に興味を持つ小学生のみみかちゃんが
なぜか昭和49年、
宝塚のベルサイユのばら初演の年に
タイムスリップしてしまうお話で、
初演の舞台を観る場面もあって
スターさんのお名前もたくさん登場します。

かわいらしいお話で、
最後はきゅんとくるストーリー。

宝塚のベルサイユのばら50年の年に
出会えたことも意味深いです。

2024.09.15

組織開発本に知人の名前を発見

図書館本をのんびり寝転んで読んでいたら
突然、知人のお名前が2人も登場して
思わず居住まいを正して読みました。

いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方
早瀬信、高橋妙子、瀬山暁夫(著) ダイヤモンド社

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大西達也さん、前川督之さんは
コーチングの学びの場で出会ったお仲間で、
組織開発の専門部署でご活躍されていたお話は
直接おうかがいしたこともありましたが、

ビジネス書に突然登場されるとびっくりして
もう気軽に、IHさんとか、たーぼーとか、
ニックネームで呼んではいけないような
気になりました
出会ったら、ふつうに呼ぶと思いますが(笑)

書籍では、中小企業、大企業、企業以外で
実際に組織開発を進められた事例が
たくさん紹介されていて
具体的なイメージがつかみやすいと同時に、

特に社内で中核になって進める人たちの
根気や粘り強さが問われると思うので、
日本を代表する超大企業で実践されたお2人を
改めて尊敬します。

私も外部から組織開発を支援する1人として
改めて基本に立ち返ろうと思いました。

2024.07.14

「三千円の使いかた」に「人」が現れる

コーチングの若いクライアントさんが
最近読んで良かったとおっしゃったので
私も読んでみました

「三千円の使いかた」原田ひ香

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祖母、母親、若い主婦と独身の2人の娘、
ご家族それぞれの物語になっていて、
生き方を考えさせられるお話でした。

言われてみれば
大きなお買い物のときはよく考えますが、
無意識に使ってしまう小さなお金の使い方こそ
人間性や価値観が現れますね

それが人生を形作っていく……納得です。

「お金や節約は、人が幸せになるためのもの
それが目的になったらいけない」
という、おばあちゃんのことばを心に留めます。

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使わない、我慢する、ではなく
他の方には無駄に思えるものでも、
私が好きなことや、
誰かのために使いたくて使っているのは
価値のある使い方。

惰性でなんとなく使ったり
義理などで仕方なく使ったりするのは
たとえ少額でも見直したほうがよさそう。

小さな選択が人生を変える

大事なことを確認できた本に出会えて、
クライアントさんに感謝です。

2024.05.29

本間正人さんの新刊「100年学習時代」

届きました!
本間正人さんの新刊「100年学習時代」

サブタイトルは
はじめての「学習学」的生き方入門

生き方の本なのですね。

心して読まねば!とページを開くと
文字を追っているのに
脳内で、本間先生の艶のある美声で
再現されてしまいます

私の学習スタイルが「対人」だからでしょうか。
(詳細は書籍内で説明されています)

100nen

問いもたくさんちりばめられているので
ワークショップを受けているかのように
楽しく読み進めることができます

といっても、まだ途中なので、
最新学習歴を現在進行形で更新中です

何度も何度も読み返す本になりそうです

2023.09.19

サイン入り絵本が届く

楽しみにしていた絵本
「新しい昔ばなし
 つなぎまちと130人のこどもたち」が届きました。

ニッポン画家の山本太郎先生が
(政治家の方ではありません)
熊本県の津奈木町(つなぎまち)で
聴き取られた昔話を元にした5つのお話が
おさめられた絵本です。

ニッポン画の挿絵もお話もとても温かい世界です。

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そして何より、
表紙をめくって驚いたのは、
なんと、山本太郎先生の直筆サイン!

こんなサプライズが待っていると思わなくて、
本当にびっくりしました。

この絵本は、お世話になっている本間正人先生が
時々開催されている調和塾で、
山本先生がこの絵本のなりたちを紹介されていて、
その場でポチ!しました。

とっても大切な宝物ができました。

2022.08.23

タカラヅカに学ぶ起業家のファンづくり

尊敬する元タカラジェンヌのくれゆかさんが
「100年以上愛され続けるタカラヅカに学ぶ
 起業家のファンづくり」を出版されました。

電子書籍で予約していたので、
今朝、Kindleの端末にゆかさんのお美しい写真が
表示されて、わくわくしました。

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ゆかさんの文章はとても読みやすくて
文章にも品格があふれています。

人として、起業家として、大事な考え方が
たくさんつまっているので、
ゆっくり丁寧に読み進めて、品格を磨きます。

2022.03.07

これなら歴史に興味が持てるかも

「もし幕末に広報がいたら」 鈴木正義 日経BP社

この本、おもしろすぎました。

歴史は苦手な私ですが、
学校の授業でこんなふうに教えられていたら
もっと興味をもって学べたかもしれません。

○○のプレスリリースをつくろう
○○の新聞記事を書こう みたいな。

そうしたら、時代背景や関係者を一生懸命調べて
いつのまにか覚えられそうです。

先生方、授業で試してみませんか?

書籍では、広報と一口に言っても、
たくさんのパターンがあることが紹介され、

・忠臣蔵の討ち入りについて吉良家から発信
・本能寺が火災発生のお詫び
・紀貫之が「土佐日記」で女性になりすましたことを
 「古今和歌集編集部」が調査報告
・行基をインフルエンサーと位置づけて
 クラウドファンディングを募集
など、
今の時代に合わせて設定がアレンジされていて
歴史上の出来事と思えないくらい楽しく読めます。

・墾田永年私財法は
 「耕せば永久に土地はあなたのものに」
・参勤交代を「幕府とのコミュニケーション活性化」
・鎌倉幕府の御恩と奉公は「エンゲージメント型政府」
あなど、
イマドキの経営用語が駆使されたコピーにも
思わず笑ってしまいます。


・危機対応の5大原則:
  謝罪、事実関係、原因・経緯、影響、
  対応・再発防止

・明快なビジョンを示せば撤退もポジティブに

・書いてほしい見出しから考える

・FAQのQは「そうあってほしくないこと」を想定する

などなど、
プレスリリースの大事なポイントもわかりやすく
まとめられています。
が、
次の事件は何?どんな切り口?と気持ちがはやって、
最初に読むときには、頭に入りません(笑)

1度めはエンターテイメントとして楽しく読んで、
内容は2度3度と読まれることをおすすめします。

私自身は、発信の方法を学ぶより、
こんなにおもしろいアイデアでひきつけつつ、
同時に大事なことをきちんと説明できる、
この筆力を学びたいです。

2021.08.03

サッカー本で人材育成を学ぶ

私はスポーツ音痴で、観戦にもあまり興味がなく、
オリンピックシーズンも穏やかに過ごしていますが、
珍しく、サッカーの本を立て続けに読んでいます。

正確には、サッカーの人材育成の本です。
どちらも、ネットで偶然目にとまった本です。

理由は2つあって、
1つは、
コーチングのクライアントさんが
ご自身の課題や職場の状況を話されるときに
よく「サッカーで言うと」とおっしゃるので、
私からも共通の話題が出せたらいいなぁと
勉強しています。
この部長さんには、部のマネジメントの参考に
この2冊をおすすめしようと思います。

もう1つは、
ある教育委員会さまで部活動指導の先生方への研修で
コーチングを応用した指導法をお伝えする参考に、
スポーツの世界での指導の実例やことばを引用して
少しでも関心を高めてもらおうと思っています。


そういうときにはシンクロも起こるもので、
最近人事職に異動された長いおつきあいの友人が
Facebookで、伝え方の参考として、
ビジャレアルの久保建英選手のインタビュー動画を
紹介されていました。
どの質問にも短いことばできっぱりと即答されていて、
揺らぎのないまっすぐな目線で語られていて、
引きつけられます。

コーチングでも研修でも、
どうすれば相手のお役に立てるのか考え抜いていると、
必要な情報がやってくるものなのですね。

2021.07.23

「グラフィックファシリテーションの教科書」

尊敬する友人の山田夏子さんが
「グラフィックファシリテーションの教科書」を
出版されました。

 「グラフィックファシリテーションの教科書」
  山田夏子 かんき出版

なっちゃんは10年以上前にリーダーシップの学びを
ご一緒したお仲間で、
私はなっちゃんの絵が大好きで、
目の前で描かれるプロセスを観ているのが大好きで、
絵本のようなこの本をめくっていくのが楽しくて、
わくわく感がとまりません。

講座も受けたことがあり、
頭で考えてしまう私には描くことは難しかったですが、
「絵がファシリテーションをするんです」という
なっちゃんのことばが印象に残っています。
  関連記事「下山する勇気」(2018.01.08)

国や会社が難しい議論をするときこそ、
なっちゃんのあたたかい人柄がそのままあらわれて
場のエネルギーをそのまま受け取って描いてくれる
グラフィックファシリテーションを入れてくれたら
お互いに尊重しあいながら納得できる話し合いが
できるのでは?と思います。

長らくお会いできていませんが、今度会えたら、
絵入りのサインをもらえたらいいな~

2021.07.22

「ブライス家の人々」でコーチの覚悟を問われる

Points of You🄬でお世話になっている
トレーナーの平田しのぶさんが紹介されていた
「ブライス家の人々」を読みました。

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家族療法の詳細なプロセスを読み進めながら
・IP(問題と思われている特定の人)ではなく
 家族全体をシステムとしてとらえること

・カウンセラー2人も1つのシステムとして
 家族システムに関わること

・ことばにならない場の感情を読み取ること
 それをことばにして反映すること

・何が起こっても、場のプロセスを信じること

・カウンセラー側の意見が食い違うときは、
 話し合うプロセスもオープンに見せること

・深刻になりすぎず、ユーモアを忘れないこと

などなど、

私が、組織やチーム、家族などの関係性を扱う
システムコーチング(ORSC:Organization &
Relationship Systems Coaching)や
ブリーフセラピーで学んできた大切なポイントが
臨場感をもって、ありありとよみがえります。

ここまで覚悟をもって現場に立てますか?と
重い問いを突きつけられるようで、
ライブセミナーを受けているような感覚で
時間をかけて読みました。

手元に置いておきたい1冊なのに絶版で、
Amazonでも中古品が高額で取引されていて
新品が手に入らないのが残念です。
復刻版が出てほしいです。

より以前の記事一覧

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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