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書籍・映画

2018.05.19

「書店員X」で大事なことを思い出す

2016年夏に
文庫本の表紙を手書きカバーで覆って
販売した「文庫本X」を仕掛けた
長江貴士さんの著書「書店員X」を読む。


文庫本Xは、その後、
ジャーナリストの清水潔さんが書かれた
「殺人犯はそこにいる」と明かされたが、
この本では、著者の半生とともに、
この企画の背景から販売に至る経緯や
イベントでの著者との対談について
書かれている。


私は、「殺人犯はそこにいる」は
文庫化される前の単行本で読んでいて、
当時、衝撃を受けたことを改めて思い出す。

 関連記事:「「殺人犯はそこにいる」に情報の怖さを思う」(2015.04.23)

マスコミ報道に限らず、
ふだん人の話を聴く機会が多い
コーチ、コンサルタントとしても、
一面的な情報を信じ込んでいないか、
一部だけを聴いて全体をわかったつもりに
なっていないか、
意識する大切さを確認した。

2018.05.11

美術鑑賞の視点で人を眺める

Nikkei日経ビジネス2018.05.14に
テルモ元会長の
中尾浩治さんが、
仕事はできるけれど
人としてあまり好きに
なれない部下と
どう付き合っていくか
書かれている。

ご趣味の美術品の
コレクションに例えて、
「眺めているうちに
 好きになるかもしれない」
という考え方を持っておいたほうがいいと
おっしゃる。

さらに、自身がトゲがある部下の場合は、
尻尾は振らないけれど結果を出す部下に
なるようにアドバイスされている。


上司側、部下役の両方にアドバイスされる
ところがすばらしいなぁと思う。
誰かに相談されると、つい、
相談者側の立場でコメントしてしまうので、
両方の立場を考えることを覚えておきたい。

そして、
誰かの意見や態度が合わなくても、
すぐに反応したい気持ちを横に置いて、
一目では価値がわからない美術品だと
自分に言い聞かせて、
いったんそばに置いて眺めてみることも
試してみようと思う。

これまで、上司や部下、夫や子どもを、
宇宙人だと思え、動物だと思え、などと
いろんな表現を見聞きしたけれど、
美術品と思う発想は新鮮に思える。
観察よりも鑑賞のほうが、感情が起こらず、
よりニュートラルになれる気がする。

2018.05.05

「ニッポンの教育」で研修講師として姿勢を正す

久しぶりに映画館に足を運び、
「ニッポンの教育」を観る。

MovieComment

昨年、NPOハロードリーム実行委員会の
「夢の日」イベントで貴重講演をされた
菊池省三先生が、

 関連記事:「夢の月に夢の空間で夢を語る」(2017.11.23)

高知県いの町の教育特使として
1年間の取り組みを記録されたもの。


菊池先生は、
教室に入る瞬間から、
手を挙げる速さ、姿勢、笑顔、
友達へのサポート行動、など、
少しでもいいところを見つけると、
ほめ、拍手し、握手をする。

わからなくて発言できない子どもも、
すぐに席を立って床に寝転ぶ子どもも、
本人をほめ、関わった友達をほめ、
先生と生徒、生徒と生徒をつないでいく。

まだ幼い幼稚園の子どもたちも
ほめことばのシャワーが立派にできる。

菊池先生がすばらしいのはもちろん、
子どもたちの成長、
子どもたちに真摯に向き合う先生方の
成長と葛藤に、感動する。


先生方の変化を見ながら、
これは学校関係者や親御さんだけでなく、
企業研修を行う私にも、
もっともっとできることがあるはず、
50代後半の管理職への研修でも
もっと関わって変化を生み出せるはず、
と、私自身に矢印が刺さる。


映画の中には、
菊池道場の教育を実践されている
お知り合いの小学校の先生も映り、
チラシには本間 正人さんの言葉もあり、
映画を観に行ったというよりも、
研修を受けたような時間を過ごす。

2018.05.04

課題はNext Action

サイボウズの青野慶久社長の
「チームのことだけ、考えた。」の中で、
本題とは少しずれるかもしれないけれど、
サイボウズ式問題解決メソッドの図が
目に留まる。


Method理想や目標と
現実のギャップを
「問題」と定義する
説明やよく見るし、
私もよく使う。

「課題」を
Next Actionと訳すのは
初めて見た。
とてもわかりやすい。

確かに、
現実から理想に向かって成長するための
アクション。
この説明、お借りして使わせてもらおう。


2018.05.01

ココ・シャネルの強さを観る

先日実家にいたときに、
「クレイジーズ 世界を変える物語
 ココ・シャネル」 というTV番組を観た。

強気なエピソードがいくつか紹介される中で、
かっこいい名言がいくつも飛び出す。

Chanel

ぎゅっと心をつかまれたのが
「時代がわたしを待っていた。
わたしは生まれさえすればよかったのよ。」

なんと自己肯定感の高い発言だろう。

実力があればこそとはいえ、
叩かれても、嫌われても、
自分の信念を貫く強さに息を呑む。

シャネルのドレスやスーツは
私の生涯にはご縁がなさそうだけど、
シャネルを着こなしている方は、
この強さも一緒に纏うのかもしれない。

2018.04.07

「湯を沸かすほどの熱い愛」に家族を考える

やっと、前から見たかった
「湯を沸かすほどの熱い愛」を観る。


宮沢りえさん、杉咲花さん、
子役の伊東蒼さんたちの演技がすばらしく、
表情1つで感動させられるし、
ストーリーにも引き込まれる。

宮沢りえさん演じる「おかあちゃん」は
誰とも血がつながっていないのに、
関わる大人たちも子どもたちも、
誰もがおかあちゃんに引き寄せられ、
本当の家族以上の家族になっていく。

家族って何だろう?と考えさせられる。

ただ血がつながっている、
一緒に住んでいる、というだけでも
十分に強いつながりがあるし、
そこに安住せず、
自分たちでつくっていく、守っていくという
強い意図も必要なのだと思う。


血のつながりや生活スタイルは
システムコーチング(ORSC:
Organization & Relationship Systems
Coaching)を行うシステムコーチには
出る幕はなさそうだけど、

何を大事にするのか、どうつくるのかは
生活をともにすると忘れがちになる分、
システムコーチが関わって、
より幸せな家族になっていくサポートが
できたらいいな。

2018.03.12

「上司の9割は部下の成長に無関心」の処方箋

前川孝雄さんの
「上司の9割は部下の成長に無関心」

インパクトの強いタイトルに
なんて冷たいの?と手に取ると、
個々の上司の姿勢を責める論調では
なかったので、
ほっとして読み進める。

上司個人の責任ではなく、
9割がプレイングマネジャーという名の
プレイヤーである構造的な問題であると
指摘する。

上司は、部下の成長を自責でとらえ、
共感・引き出し型で接する、
会社は、部下育成を人事評価に組み込む
などの処方箋を提示する。


私が研修や人材育成コンサルティングで
ご支援させていただく会社でも、
マネジャー研修やメンター研修の後、
継続的に部下やメンティに関わる仕組みを
取り入れているかどうかで、
業績や成果に大きく差が生まれている。

なので、ご依頼いただくときには
具体的な事例を示しながら、
実践する仕組みづくりをご提案するけれど、
教育部門と人事部門が分かれていたり、
トップの方にまで伝わらなかったりして、
声が届かないこともある。

あきらめずに伝え続けようと、
背中を押されたように思える。

2018.02.11

an・anで思考を鍛える

何年ぶりだろう、an・anを買う。

コーチ仲間に、
「思考の整理術が特集されてるよ。」と
教えてもらって、
女性向けの研修などで、
論理的思考に興味を持ってもらえるかな?と
職業病が発動した。

Anan

イラストで親しみやすく書かれているけれど、
書き込み式のワークは本格的で、
論理的思考、視点の変え方、広げ方、
ビジョンの描き方などが扱われている。

特集の後半は、
「恋にも思考の整理が必要です。」と
一気に柔らかいテーマになる。

研修でも難しいことを易しく&優しく
柔らかく学べる時間を提供したい。

2018.01.13

トップが挑戦していく姿を見せる

お正月の実家滞在中に、
「SWITCHインタビュー 達人達
 米林宏昌×辻口博啓」の再放送を見た。

Tatsujin

パティシエの辻口博啓さんのことばが
心に響く。

「人を育てていくうえにおいて
 一番のトップが世界に常に挑戦していく
 姿を見せないと、人は育たない」


私が尊敬するリーダーたちも、
常に挑戦し、努力し、進化し続けている。
だからこそ尊敬し、憧れる。
ぼーっとしているとどんどん差がつくから、
私もがんばらねばと思わせてくれる。

そういうリーダーに出会えて、
その姿に触れる機会があることが
幸せな環境にいるんだなぁと思う。

来月、そんな師の1人に
数年ぶりにお会いできそうなので、
堂々と会えるよう、私もがんばります。

2017.12.05

身につまされる「終わった人」

知人からすすめられて、
内館牧子さんの「終わった人」を読む。


学生時代から低迷や失墜を認めたくなくて、
強い自信で自分の力を見せつけ、見返し、
見栄を張り続けてきた男性が、
定年退職を迎えてもなお、
家族や女性、仕事に、もがき続ける。


かっこ悪い自分を隠そうとすること自体が
そもそもかっこ悪い。
痛々しい。
けれど、他人事じゃない。

個人事業の私には定年はないけれど、
どこかで自分で身を引く必要はある。
自分で冷静に見極められるのか、
今でもオフは一歩も外出しない日があり、
無趣味で習い事やスポーツも苦手な私が
どうやって1人で毎日を過ごすのか、

退屈な日々が容易に想像できるだけに
身につまされる。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)

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