書籍・映画

2025.01.03

新年初読書は「コーチングのすべて」

新年初読書は「コーチングのすべて」
ジョセフ・オコナー、アンドレア・ラゲス著
英治出版

前から気になっていた本です。
あえて実家にお仕事を持ち帰らずに
ゆっくり時間をとって読みました。

原題はHow Coaching Worksで
How to コーチングではないので
これからコーチングを学ぶ方ではなく
コーチとして活動している方におすすめです。

コーチングの成り立ちや
さまざまな〇〇コーチングについて解説されていて
なじみのあるコーアクティブコーチングや
NLPコーチングなどの説明を読むのも新鮮です

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私が一番はっとしたのは最初のほうにある
「コーチの主な仕事は
 クライアントが「自分が問題を生み出す過程」を
 理解する手助けをする」

対人援助職の要として
クライアントの問題を解かないことは
学んでいたころに一番身に染みたことで、
今も常に意識していることですが、

「クライアントが問題解決する」にとどまらず
「問題を生み出す過程」にフォーカスする視点は
持っていなかったので、新鮮に感じました
確かに、問題が発生してから解決するよりも
自分が生み出しやすいプロセスを知っておくと
そもそも問題にとらわれにくくなるので
建設的ですね

この視点を持って
クライアントさんたちが問題を生み出すことなく
まっすぐに自分の道を歩いていけるよう
コーチングしていこうと思います

2024.11.13

「コーチングがイチからわかる本」著者のあべきさんに再会

先日紹介した
「コーチングがイチからわかる本」の
著者 あべき光司さんと数年ぶりに再会できました。

全国飛び回っているあべきさんの
出張に行かれる前の貴重な時間をいただいて
お仕事のこと、コーチングのことなど
話題が尽きません

たくさんの会社を経営されていて
全国で活躍されている経営者さんですが
仲間や部下のすばらしいエピソードを
聞かせてくださいます。

それこそがすばらしいマネジメントを
されているという証明ですよね。

ますます尊敬するあべきさんに
著書にサインもいただきました。

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私が叶えたい夢も熱く語って
前向きなエネルギーをいただきました
来年の動き方を考える時期、
長年温めてきた願いを形にできるよう
コーチングを活用した組織活性化に向けて
そろそろ動き始めます。

2024.11.10

元クライアントさんの著書に取り上げていただく

長いおつきあいのあべき光司さんの新著
「コーチングがイチからわかる本」が届きました。
ゴールドの表紙が輝いています。

あべきさんは税理士さんとしてだけでなく
多くの事業も経営されて大活躍されている
尊敬する経営者さんです。

そんなあべきさんが、
第1章のコラム「私とコーチングとの出会い」に
私を登場させてくださっています。

あべきさんが私のコーチングを受けられたのは
私が独立した翌年2004年から約5年間、
まだ駆け出しのコーチだったころ、
あべきさんも会社員だったころのことです。

20年近く前の懐かしいエピソードが書かれていて
当時の感覚がありありとよみがえって
涙があふれてきて続きが読めません。

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あべきさんがすごい方だということは
今や周知の事実だと思いますが、
こんなふうに書いてくださったお返し?に
当時からあべきさんが只者じゃなかったことを
コーチの守秘義務に反しない範囲で
エピソードを紹介してみます。

コラムにも書かれている「5年後の自分」は
それ以降のコーチングでも、ことあるごとに
「5年後の彼ならどう判断すると思いますか?」
「5年後の僕なら何と言いますか?」などと
何度も問いかけていました。

私が驚いたあべきさんのセリフは
「彼、どんどん成長してるんですよ。
 彼はもうそんな次元にはいませんね」

5年後の自分はすごい勢いで成長しているので
このままでは彼の背中が見えなくなると言って
今の自分の目標を次々と上書きして
めざましい勢いで行動して叶えていかれました。

一度将来像を描くと、
「追いつくように」とがんばる人は大勢います。
が、「彼も成長し続けている」という発想は
それまであまり聞いたことがなくて、

どこまで大きな人なんだろう、と
あべきさんの世界が果てしなく広がる予感に
心が震えたことを今でもはっきりと覚えています。

他にもステキなエピソードは多々ありますが
そこはコーチとクライアントの秘密ですね(笑)

あべきさんにとっても
「コーチングとの出会い」と書かれていますが
私にとっても、コーチとしての筋力や胆力を
鍛えていただいた恩人です。

そして、当時の駆け出しコーチの私の夢は
「クライアントさんが
 いつのまにか手の届かない雲の上の世界で
 大きな事業を成し遂げたり取材されたりして
 それをコーヒー片手にのんびり見上げて
 にこにこ笑っている私」
というイメージでした(今も同じですが)

あべきさん、
出版&ベストセラー、おめでとうございます!
そして
私の夢を叶えてくださってありがとうございます。

2024.10.29

「不満型転職」から「不安型転職へ」

ここ数年、
・新入社員研修
・新入社員フォローアップ研修
・若手社員育成研修
・若手社員の1on1コーチング などを
担当しているいくつかの企業さまで、

いずれも
「上司や先輩に叱られたことがない」
「仕事が終わらなくても
 あとはやっておくから帰っていい」
「焦らずゆっくり覚えたらいい」
という声が聞かれるようになりました。

同時に、幹部や管理職へのコーチングでは
今の時代は強く指導してはいけないが、
成長してもらいたい、
仕事の喜びを感じてほしい、などと
苦悩する声も多いです。

何が起きているのか気になっていたところ、
「ゆるい職場」という本を見つけました。

 ゆるい職場 古屋星斗 著 中公新書ラクレ

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2021入社の年末の調査で、ほぼ全員が
「余力がある」「職場がゆるい」「肩透かし」
「叱られたことがない」などと答えているそうです。

「不満型転職」から「不安型転職へ」

意識も高く、会社の居心地もよいと感じているのに
転職率は高まっていて
それは、職場に対する不満ではなく、
「別の会社や部署で通用しなくなる」
「このまま仕事をしていても成長できない」
などの「不安」が高まっているそうです。

言われてみれば
若手社員との1コーチングでも
配属前の不安や
配属後も成長に対する不安を語る声が目立ちます。

この本の中でも二極化は指摘されていて
成長著しい方への関わり方
行動に踏み出せない方への関わり方を
上司や先輩たちと一緒に考えていきたいと
感じました。

今年もフォローアップ研修や上長のコーチングが
佳境に入っている時期に
出会うべくして出会うことができた本でした。

2024.10.09

「時穴みみか」

「時穴みみか」藤野千夜 著

私が宝塚ファンなのをご存知の方から
プレゼントしていただいた本です。

先月の出張の電車で楽しく読みました。

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宝塚に興味を持つ小学生のみみかちゃんが
なぜか昭和49年、
宝塚のベルサイユのばら初演の年に
タイムスリップしてしまうお話で、
初演の舞台を観る場面もあって
スターさんのお名前もたくさん登場します。

かわいらしいお話で、
最後はきゅんとくるストーリー。

宝塚のベルサイユのばら50年の年に
出会えたことも意味深いです。

2024.09.15

組織開発本に知人の名前を発見

図書館本をのんびり寝転んで読んでいたら
突然、知人のお名前が2人も登場して
思わず居住まいを正して読みました。

いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方
早瀬信、高橋妙子、瀬山暁夫(著) ダイヤモンド社

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大西達也さん、前川督之さんは
コーチングの学びの場で出会ったお仲間で、
組織開発の専門部署でご活躍されていたお話は
直接おうかがいしたこともありましたが、

ビジネス書に突然登場されるとびっくりして
もう気軽に、IHさんとか、たーぼーとか、
ニックネームで呼んではいけないような
気になりました
出会ったら、ふつうに呼ぶと思いますが(笑)

書籍では、中小企業、大企業、企業以外で
実際に組織開発を進められた事例が
たくさん紹介されていて
具体的なイメージがつかみやすいと同時に、

特に社内で中核になって進める人たちの
根気や粘り強さが問われると思うので、
日本を代表する超大企業で実践されたお2人を
改めて尊敬します。

私も外部から組織開発を支援する1人として
改めて基本に立ち返ろうと思いました。

2024.07.14

「三千円の使いかた」に「人」が現れる

コーチングの若いクライアントさんが
最近読んで良かったとおっしゃったので
私も読んでみました

「三千円の使いかた」原田ひ香

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祖母、母親、若い主婦と独身の2人の娘、
ご家族それぞれの物語になっていて、
生き方を考えさせられるお話でした。

言われてみれば
大きなお買い物のときはよく考えますが、
無意識に使ってしまう小さなお金の使い方こそ
人間性や価値観が現れますね

それが人生を形作っていく……納得です。

「お金や節約は、人が幸せになるためのもの
それが目的になったらいけない」
という、おばあちゃんのことばを心に留めます。

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使わない、我慢する、ではなく
他の方には無駄に思えるものでも、
私が好きなことや、
誰かのために使いたくて使っているのは
価値のある使い方。

惰性でなんとなく使ったり
義理などで仕方なく使ったりするのは
たとえ少額でも見直したほうがよさそう。

小さな選択が人生を変える

大事なことを確認できた本に出会えて、
クライアントさんに感謝です。

2024.05.29

本間正人さんの新刊「100年学習時代」

届きました!
本間正人さんの新刊「100年学習時代」

サブタイトルは
はじめての「学習学」的生き方入門

生き方の本なのですね。

心して読まねば!とページを開くと
文字を追っているのに
脳内で、本間先生の艶のある美声で
再現されてしまいます

私の学習スタイルが「対人」だからでしょうか。
(詳細は書籍内で説明されています)

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問いもたくさんちりばめられているので
ワークショップを受けているかのように
楽しく読み進めることができます

といっても、まだ途中なので、
最新学習歴を現在進行形で更新中です

何度も何度も読み返す本になりそうです

2023.09.19

サイン入り絵本が届く

楽しみにしていた絵本
「新しい昔ばなし
 つなぎまちと130人のこどもたち」が届きました。

ニッポン画家の山本太郎先生が
(政治家の方ではありません)
熊本県の津奈木町(つなぎまち)で
聴き取られた昔話を元にした5つのお話が
おさめられた絵本です。

ニッポン画の挿絵もお話もとても温かい世界です。

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そして何より、
表紙をめくって驚いたのは、
なんと、山本太郎先生の直筆サイン!

こんなサプライズが待っていると思わなくて、
本当にびっくりしました。

この絵本は、お世話になっている本間正人先生が
時々開催されている調和塾で、
山本先生がこの絵本のなりたちを紹介されていて、
その場でポチ!しました。

とっても大切な宝物ができました。

2022.08.23

タカラヅカに学ぶ起業家のファンづくり

尊敬する元タカラジェンヌのくれゆかさんが
「100年以上愛され続けるタカラヅカに学ぶ
 起業家のファンづくり」を出版されました。

電子書籍で予約していたので、
今朝、Kindleの端末にゆかさんのお美しい写真が
表示されて、わくわくしました。

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ゆかさんの文章はとても読みやすくて
文章にも品格があふれています。

人として、起業家として、大事な考え方が
たくさんつまっているので、
ゆっくり丁寧に読み進めて、品格を磨きます。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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