宝塚・観劇

2024.10.13

最前列センター席で宝塚宙組「MY BLUE HEAVEN」

宝塚宙組バウホール公演
「MY BLUE HEAVEN -わたしのあおぞら-」を
観てきました
風色日向さん(ひなこちゃん)初主演公演です。

お席はなんと1列めのドセンター
0番に立つひなこちゃんを真正面で見上げて
目線がバチバチ飛んでくるお席です。

開始前には動画が流れていましたが
近すぎてカメラに全景が収まりません。

オープニングの客席降りでも
ひなこちゃんがお顔を思い切り近づけて
両手でハイタッチしてくださって
お顔が近すぎる!

お芝居も若手らしくて
戦争を扱っていたりチンピラが暴れたりしますが
フレッシュでさわやかで
ひなこちゃんの存在感や包容力や目立ちます。

亜音有星くんはお顔も立ち姿も美しくて
超いい人な外国人役が似合います
山吹ひばりさんは芯のあるヒロインで
折れそうなほど細い腕、脚に目がいってしまいます
子役の梨恋あやめさんが要所でいい味を出してました。

若手公演の中ではベテラン勢になる
秋奈るいさん、花菱りずさん、小春乃さよさん、
真名瀬みらさんがお芝居を引き締めていて
宝塚の育成システムはやっぱりすごいなーと
感じ入ります。

Sora

カーテンコール2回めには
ひなこちゃんと亜音有星くんが目配せして
一緒に袖に走って行って
エアでバースデーケーキを抱えて
いたずらっ子のような笑顔で
ひばりちゃんにHappy Birthday!と
ろうそくを吹き消すように促して
ひばりちゃんは涙目で吹き消す真似をして
みーんな笑顔でうれしそうでした。
宙組さん、雰囲気よさそうでうれしくなりました。

客席には宙組の全ツ組さんが何名かいらっしゃって
私の席からは遠かったのですが
背が高い瑠風輝さん(もえこちゃん)が
入場~着席されるのが見えました
上級生さんになられてますますかっこよかったです。

こんなお席で観られるのは数年に1回?
貴重な観劇ができました。

2024.10.11

大迫力の「モーツァルト」

「モーツァルト」を観ました
3年前にチケットがとれていたのに
土日だけ休演という大阪府の方針で
観られなくなったので
ようやく観劇できました

前3列が宝塚の銀橋風になっていて
前方席がさらに舞台に近くて
駆け出す古川雄大さんが飛び出してきそうで、

涼風真世さん、市村正親さん、山口祐一郎さん、
言うまでもない歌うまさんたちの熱唱は
頭上から降ってきそうなオーケストラのような
大迫力を味わいました。

Mozart

ヒロインの真彩希帆さんの出番は2幕で
第1幕は涼風真世さんがヒロインかと思うほどの
絶品のソロで威厳を感じさせます

山口祐一郎さんは独特の風貌と癖のある声で
悪役ぴったりです

真彩希帆さんは激しい場面のうまさは健在で、
宝塚時代より抑えたメイクや演技が新鮮でした
よく耳にする名曲「ダンスはやめられない」も
こんなに激しい歌だったのかと驚きました

あまりにも濃いミュージカルを十分に堪能して
満足な時間でした

2024.10.09

「時穴みみか」

「時穴みみか」藤野千夜 著

私が宝塚ファンなのをご存知の方から
プレゼントしていただいた本です。

先月の出張の電車で楽しく読みました。

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宝塚に興味を持つ小学生のみみかちゃんが
なぜか昭和49年、
宝塚のベルサイユのばら初演の年に
タイムスリップしてしまうお話で、
初演の舞台を観る場面もあって
スターさんのお名前もたくさん登場します。

かわいらしいお話で、
最後はきゅんとくるストーリー。

宝塚のベルサイユのばら50年の年に
出会えたことも意味深いです。

2024.08.29

宝塚星組「記憶にございません!」をSS席で

宝塚星組公演
「記憶にございません!-トップ・シークレット-」
「Tiara Azul -Destino-」を観てきました

友の会でSS席をいただけて、舞台が近くて幸せです

「記憶にございません!」は
三谷幸喜さんのコメディ映画の舞台化ですが
そこはさすが宝塚、笑いも満載ですが
感動的な場面も描かれています

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礼真琴さん演じる総理大臣は
かっこよくはない主人公ですが
記憶喪失の後の誠実な人物像と
かつての悪評高い人物のギャップが楽しめます

コメディを支えるみなさんが秀逸で、
同級生のひろ香祐さん
輝咲玲央さんと天希ほまれさんのコンビ、
なぜかギター片手の碧海さりおさん、
謎な通訳の都優奈さん、
登場人物が濃すぎて、

秘書官の暁千星さん(ありちゃん)、
天飛華音さん、詩ちづるちゃんたちが
いい人たちに見えてしまいます

濃いと言えば、
輝月ゆうまさん(まゆぽん)の腹黒い役も
さすがお見事!でした

野党党首の小桜ほのかさんとこっちゃん、
ありちゃんと総理夫人の舞空瞳さんとの
W不倫も見ものです

ショーは、大勢口で入れ代わり立ち代わりの
にぎやかなショーでした

退団されるなこちゃんが目立つ場面が多くて
なこちゃんにふられる役のありちゃんの
ヤケ酒タンゴが、キレキレでかっこよかったです

客席降りも、チームごとにゆっくり降りるので
1人1人はっきり認識できたし
本当に目の前にありちゃんがいて、幸せすぎます

大好きなありちゃんと天飛華音さんが
目の前の銀塩に並ぶのも幸せでした

退団される水乃ゆりちゃんの美しいダンスの
見せ場があったり、
稀惺かずとさんも目立つ場面があって
いくつ目があっても足りませんでした

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アフターは、桃ジェンヌ。
季節のパフェはどれもおいしいですが
この時期だけしか食べられない桃ジェンヌが
今年も食べられてうれしいです。

2024.08.24

最前列で「ライムライト」を観劇

「ライムライト」を観劇しました。

なんと、最前列のほぼセンターのお席。

舞台を左右に動き回られる演者さんたちが
上から降ってきそうなお席です

チャップリンの映画は見たことがありませんが
シリアスなストーリーのあちこちに
笑いが容赦なくちりばめられていて
感情が忙しい作品でした

Limelight

石丸幹二さんは熱唱系のイメージでしたが
この作品では年老いた元エンターテイナーで
哀愁がただよいます。

ヒロインは元宝塚の朝月希和さん
昔から身体がしなやかで、
歌も芝居もダンスも上手な娘役さんでしたが
トップ娘役時代は可憐なヒロイン役が少なくて
宝塚でもこんな役が観たかったです。

プリマとして踊られる場面は圧巻で
こんなに長い腕の人がいる?
1gも無駄な肉がついてない?と圧倒されながら
凛としたバレエ、美声、心のこもったお芝居に
魅せられました

笑いの場面では、吉野圭吾さん、植本純米さんの
大げさすぎる動きがおもしろすぎて、
途中で植本純米さんが笑いをこらえていたり、
「え?何これ」とおっしゃっていたので、
アドリブ満載だったのかもしれません

カーテンコールも何回も続き、
スタンディングオベーションでは
最前列だと本当に目の前にいらっしゃって
最後の瞬間まで楽しめました。

2024.08.23

宝塚月組新トップコンビの「琥珀色の雨にぬれて」

宝塚月組全国ツアー公演
「琥珀色の雨にぬれて」を観劇しました

映像では星組、雪組で観たことがありますが
生観劇は初めての演目です。
再演ですが、新トップコンビの
鳳月杏さん(ちなつさん)と天紫珠李さんに
宛書きかと思うくらいお似合いでした

2番手役の専科の水美舞斗さん(マイティ)も
ダンサーの本領発揮で
ちなつさんとの並びも美しいし、
珠李ちゃんのダンスも鮮やかです

プロローグから長めのダンスシーンで
若手ダンサーさんたちが美しく踊り、
咲彩いちごちゃんのソロも美声でした

お店の場面の一乃凜ちゃんのソロも
つややかな声で色っぽくて美しかったです

ジゴロと娘役さんたちのペアも魅力的で
涼宮蘭奈さん、天つ風朱李さんの身のこなしが
ステキでした

冷静に考えるとひどい登場人物なのに
柴田先生の世界と役者さんたちの力量で
美しいお話に思えるから不思議です

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ショーの「Grande TAKARAZUKA 110!」は
前トップコンビの退団のショーから
お2人のお披露目用に大きく変更されていて
新鮮さのほうが大きかったです

とはいえ、初参加のはずのマイティが
自然に2番手にはまっていて
花組時代はギラギラな印象で苦手でしたが
月組ではキラキラな感じだったので
ハートをつかまれたかもしれません

凛城きらさんの場面は「きらめく月」
マイティの歌詞は「水色の空に舞う美しい…」
中村一徳先生の生徒愛に感動します

礼華はるくんも歌がさらにうまくなっていて
存在感が増してました

ダンスが美しいと思ってオペラで追うと
夢奈瑠音さん、涼宮蘭奈さんのどちらかでした

アバンギャルドの場面では
美颯りひとくんがにこにこで踊っていたのも
魅力的でした

大楠てらさんは、
ショーでも天紫珠李ちゃんを口説いてふられ、
その後も次々と娘役さんに絡んでいて、
役づくりなのか素なのか、個性が目立ちます

楽しくてあっというまのショー
全国ツアー恒例のご当地ジェンヌ紹介も
大きな羽根のみなさんが、下級生が見えるように
大移動したりしゃがんだり、笑顔いっぱいで
新生月組も雰囲気よさそうです。

2024.08.10

「無伴奏ソナタ」で自己決定の重要さを痛感

ミュージカル「無伴奏ソナタ」で
自己決定感の重要さが身に沁みました。

上演期間が終わったので少し種明かしすると、

ストーリーは、「幸せ法」という法律の元で
才能検査で2歳で将来の職業が決まり、
争いがなく、仕事も職場も幸せ、という世界で
起こる物語です。

私は競争や争いごとが人一倍キライで
つい、競争を避けようとしてしまいますが、
同時に、自由や自分で決めることは大事なので、

いくら適性があって楽しくても、
自分で決められる自由がなく、
好きなことを制限されてしまったら
決して幸せではないということが
心に染み入る作品でした。

Mubansou

ストレートプレイ作品の初ミュージカル化で
見事なくらい歌うまさん揃いだったので、
短いソロもコーラスの歌詞もセリフも
ガンガン心に刺さります。

元タカラジェンヌの霧矢大夢さんは
宝塚時代も包容力がある男役さんでしたが、
今回も存在感があって、母親のように温かくて、
お芝居も歌もすばらしかったです

主演の平間壮一さんは何度か観ていますが
不思議なお役がとても似合う気がします。

熊谷彩春さんは初めて観る役者さんですが
歌がとにかくすばらしくて、
明るいお役でほっとする存在でした

2024.08.02

令和のベルばらも号泣

友人がチケットを見つけてくれて
宝塚雪組「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」を
観劇できました

何度も再演されて舞台や映像も観ていて
5-6月に宝塚OG公演の
「ベルサイユのばら50~半世紀の軌跡~」も観て
ストーリーも新曲以外の歌も知っているのに
どうしてこんなに心をつかまれるのでしょう

夢白あやさんのマリー・アントワネットが
場面によって、華やかな貴族として、
フェルゼンを恋する乙女として、
覚悟を決めて凛とした王妃さまとして、
雰囲気も歌い方も、何通りも演じ分けていて
お見事でした
特に、牢獄で最後にフェルゼンの声を聴いてから
振り向くまでの、短い間の感情の変化には
目をみはりました

ポスターでも話題になっていたとおり
朝美絢さん(あーさくん)のオスカルは
漫画が動いているかのような美しさでした

彩風咲奈さんのフェルゼンのスタイルの良さ、
「行けフェルゼン」の馬車からはみ出しそうな
脚の長さ、シルエットが美しかったです

オスカルと縣千さんのアンドレの並びも
美しかったです。
「俺は今まで生きていてよかった」の
名セリフがなかったのがびっくりでした

華世京さんは、若々しくて新鮮なベルナールで
まっすぐな思想に生きる若者らしい演技が
ステキでした

華純沙那さんは小公女だけでなく、、
ドレス姿でもかわいくて目立っていました

メルシー伯爵はやはり汝鳥伶さんで観たくて
一時期体調不良で休演されていましたが
無事に復帰されて観られたのがうれしいです
1幕で、フェルゼンの部屋を訪ねて
マリーアントワネットへの思いを語るところで
既に涙腺が崩壊してしまいました。
最後の牢獄訪問のところは言うまでもなく。
先日のLiefieの一樹千尋さんもそうでしたが
よくベテラン専科さんの名演技に泣かされます。

Yuki

フィナーレもこれまでとがらっと変わって
彩風さんのサヨナラショーのような構成でした
客席降りでは、お席が入口に近かったので
入場されるスターさんのお顔が次々見られて
眼福でした
舞台に戻るときに何名かに目線もいただいて
どなたかわからなかったのが残念です

令和版のベルサイユのばら、
古典の良さと時代に合わせた新しさのMixが
ステキでした
オスアン編や退団バージョンではないものも
また観てみたいです

2024.08.01

Cafe de Voilaで感激ショット

元タカラジェンヌの汐美真帆さんが
マネジャーをされているCafe de Voilaで
観劇前のランチ。

5月に麗人のイベントで、
汐美さんのかっこよさ&歌に魅了されました。

お店に入ると汐美さんが直接接客してくださって
その時点で胸がいっぱいです

雪組公演にちなんだ「ヴェルサイユの庭園」は
きゅうりとサーモンが薔薇になっていて
サラダのお庭に囲まれたクロックムッシュも
最高のおいしさでした。

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汐美さんはお話しされる声もステキで
帰るときには、写真を撮ってくださいました。
お店でライブをされているそうなので
聴きに行きたいです。

2024.07.31

宝塚花組「Liefie」で心が洗われる

宝塚花組 聖乃あすかさん主演公演
「Liefie(リーフィー)-愛しい人-」を
観劇できました。

聖乃あすかさんのふわっと包みこむような
包容力がホントにステキで
優しいまなざしと美しい歌声に心が洗われました。

オープニングもお芝居中も
大勢口の場面の掛け声が「せーの!」なのも
あすかちゃんを盛り立てていて大好きです。

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2番手の侑輝大弥さんは出番は少ないですが、
特徴のあるヘアスタイルも表情も声も
悪役が似合っていて
1人で空間を埋める場面も存在感がありました。

鏡星珠さんがずっとあすかちゃんと一緒にいて
コメディエンヌとして体当たりの演技で
おいしいお役でした
生の舞台でソロ歌を聴けたのも初めてでした。

客席降りでは、あすかちゃんも鏡星珠さんも
すぐそばを通られたのがうれしかったです
ショーではないのでタッチはできませんが
すぐ横の距離でお顔を見上げられて
テンションが上がりました。

あすかちゃんと同期の泉まいらさんが、
お髭の渋いおじさま役がはまっていたのが
うれしい驚きでした
花組はおじさま役の上級生が大勢揃っていますが
本公演でもまいらさんのおじさま役を観たいです。

そして、にぎやかなコメディ中心と思っていたら
一樹千尋さん(HIROさん)に泣かされました
ソロの歌声も歌詞も切ないのですが、
膝を少し動かすだけで、
顔の角度や目線をほんの少し動かすだけで、
孫娘の七彩はづきさんへの深い愛情が
ダイレクトに伝わってきます
どうしてわずかな動きで繊細な気持ちを
そこまで表現できるのか、不思議です

娘役さんは、
子ども役の初音夢ちゃんがかわいすぎたのと、
真澄ゆかりさんがお顔も演技もかわいくて
歌もすばらしくて、好みです(笑)
フィナーレの大人っぽさも魅力的でした

フィナーレのあすかちゃんと七彩はづきさんの
デュエットダンスは
あすかちゃんのまなざしが優しすぎて
花男らしい華やかなダンスでした

なかなかチケットがとれず、約2ヶ月ぶりの宝塚。
特に悩みがあったわけではないのですが
心が完全に澄み切って、すっきりしました
やっぱり宝塚は私の最大の栄養です。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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