宝塚・観劇

2023.09.04

宝塚雪組「双曲線上のカルテ」で感動にあふれる

宝塚雪組「双曲線上のカルテ」を観劇しました。

再演ですが前作も原作があることさえ知らずに
予備知識ゼロで観ましたが、
久しぶりに重たいお話に、胸が痛くなります。

ありがたいことに前方の見やすいお席で
和希そらさんの美しさが堪能できます。

それでも時々オペラグラスをのぞいていると、
ここで?という序盤の場面で
そらくんが泣いているのが見えたり
名札の文字まで読み取れたり
隅々まで楽しめました。

Yuki1_20230907163601Yuki2_20230907164101

ヒロインの華純沙那ちゃんがかわいらしすぎて
一気にファンモードになりました。
心のこもったお芝居がうまくて、
私は野々すみ花さんを思い出しましたが
評判では、檀れいさんの印象が強いそうです。

歌手役の白綺華さんは107期生。
外箱の演目では若手の娘役さんが活躍されるのが
うれしいです。

 Sorakun_20230907163601 Kasumichan

2幕の冒頭のショーも、ダンスがかっこよかったですが
フィナーレもついて、ぜいたくな構成です。
幕間に「ピンスポット1本で裸足で踊ってほしい」と
ご一緒した方に話していたのですが、
まさか、本当にその場面があるなんて!
座っていた席まで舞台のドライアイスが流れてきて
勝手に一体感を感じてうれしかったです。

デュエダンも初々しくて、幸せそうでした。
華純沙那ちゃんは初めてのデュエダンだそうです。

Nobel

ところどころ時代錯誤なセリフや場面もありますが
舞台で観るとあまり気にならないのが不思議です。
ネットで原作を調べると上下巻2冊もあって
気持ちが萎えそうになりましたが、
宝塚仕様の帯を見て、速攻でポチしました。
しばらく、作品の世界に浸れそうです。

2023.08.26

宝塚らしい全国ツアー「愛するには短すぎる」

宝塚雪組全国ツアー公演
「愛するには短すぎる」「ジュエル・ド・パリ!!」
を観てきました。

4度めの再演公演で、
前回の龍真咲さんと愛希れいかさんの
プレお披露目公演は映像では観ましたが、
リアル観劇は初めてです。

彩風咲奈さんと朝美絢さん(あーさくん)に
あてがきかと思うほどぴったりで、
息の合ったかけあいが楽しすぎます。

Yuki1_20230827122001 Yuki2_20230827122001

夕焼けを眺めるシーンでは
スタイルのいい彩風さんと夢白あやさんの
シルエットが美しすぎて、絵になります。

音彩唯ちゃんのちょっとぶっとんだお役も
華世京ちゃんの悪役も、紀城ゆりやくんも
若手も大活躍でした。

Yuki3_20230827122001 Asakun Kasekyo

ショーは楽しみな客席降りがあって
スターさんたちがにこにこされていて、
下級生さんはちょっと照れくさそうで
あっというまの楽しい時間でした。
大劇場で話題になった「そらくんのお腹」の
シーンは、叶ゆうりさんが熱演されていました。

お芝居もショーも宝塚らしくて
全国ツアーにぴったりです。

Lunch_20230827122001

アフターは、
ヘルシーにサラダランチにしましたが
すごいボリュームでした。
ご一緒した方は初演から観られているので
湖月わたるさん、安蘭けいさんのときの
お話も聴かせていただきました。
映像があれば、ぜひ観てみたいです。

2023.08.06

宝塚花組「鴛鴦歌合戦」でのんびり笑う

宝塚花組「鴛鴦歌合戦」「GRAND MIRAGE!」を
観てきました。

お芝居は気楽に楽しめる娯楽作品で
柚香光さん(かれーちゃん)は和装姿も粋で
モテモテなのも納得です。
星風まどかちゃんの思いを寄せる女心の表現が
わかりやすくて、つい応援したくなります。

殿の弟を演じる聖乃あすかちゃんのしぐさと、
同調する美空真瑠くんの動きがかわいくて
笑いを巻き起こします。
三吉の天城れいんさんもおいしいお役です。
休演された希波らいとくんが演じたら
どんなお役になったのか、観てみたかったです。

花組さん、クラシカルな正統派が続きましたが、
久しぶりのコメディ作品も素敵でした。
生徒さんたちが楽しんで演じている雰囲気に
観ていて心が軽くなりました。

Hana1_20230808085101 Hana2_20230808085101

ショーは岡田先生のクラシカルなショーで、
パステル調のカラフルなお衣装の群舞から
華やかに始まります。

かれーちゃんとまどかちゃんの場面は
常に幸せそうに見つめ合っていて、
場面の最後の瞬間まで丁寧に踊られて
ずーっと見ていたくなります。

噂の一之瀬航季くん(はなこちゃん)が
まどかちゃんを肩にのせて登場する場面は
想像以上に動きがあるのに全くブレがなく
同期のまどかちゃんを温かいまなざしで
見つめるはなこちゃん、イケメンでした。

少人数口の場面にもはなこちゃんが入って
がんばってきたのが報われているなぁと
うれしくなります。

何度か、あんなに優雅に美しく踊る方が
いらっしゃったかな?とオペラを上げると
毎回それは紫門ゆりやさん。
そうでした。月組時代から、ゆりちゃんの
優雅で丁寧なダンスが好きでしたが、
やっぱり自然に目が追ってしまうのですね。
次から花組の副組長さんになられるので
これからたくさん観られそうです。

注目している鏡星珠くんはダブルトリオで
キラキラの笑顔で、今回も目をひきました。

2023.07.17

朗読音楽劇「ショパンとリスト」のステキな世界

朗読音楽劇「ショパンとリスト」
~出逢いと別れのエチュード~を
観てきました。

元タカラジェンヌのくれゆかさんがリスト、
風莉じんさん(ちやさん)がショパン役です。

Chopinlist

くれゆかさんのリストは、
モテ男で余裕がある立ち振る舞いも
気品のある立ち姿、大きな手の使い方も
全てがキラキラ美しくて吸い込まれそうです。

風莉じんさんのショパンは、
儚げで母性をくすぐられる内向的な青年で
宝塚時代はお髭が似合うイケおじの印象が
強かったので、振れ幅にびっくりです。

リストとショパンのお2人が
お互いにリスペクトしあっている関係性が
手に取るように伝わってきます。

それを、客席から、宙組の元組長さんお2人が
温かいオーラで見守られているお姿にも
胸が熱くなります。

朗読家の三浦摩紀さんが、
時代背景や心情などを説明してくださるので
ストーリーがとてもよくわかります。

そして何より、稲垣聡さんの生ピアノ演奏が
ピアノ1台、腕2本、指10本でどうやって
この音を出しているのだろうと思うような
オーケストラのような重厚なハーモニーで
作曲家、ピアニストとしてのストーリーに
説得力がありました。

Yukasanchiyasan

ステキな演出に酔いしれて余韻に浸りながら
帰りにロビーに降りると、
出演者のみなさまがお見送りに立たれていて
なんと、一緒にお写真も撮ってくださって
思い出深いお土産になりました。

2023.07.14

9年ぶりの「沼津」を堪能

1年ぶりに歌舞伎を観に行けました。
ベテラン勢が揃い踏みで、見ごたえありました。

「吉例寿曽我」は
前段の中村隼人さんと虎之介さんの
石段の舞台転換が見事でした。
隼人さん、動く舞台で微動だにしない体幹
どうなっているのでしょう。

後半は、中村米吉さんの美しい女形を
久しぶりに見られて感激です。

Kabuki1_20230715232501 Guide_20230715232501

今回、初めてイヤホンガイドを借りてみました。
ずーっと解説者が話し続けるのは驚きましたが、
「京鹿子娘道成寺」では、
着物の色や柄で感情が表現されることもわかり、
何倍も深く理解できました。

一番楽しみだったのが「沼津」
2014年に藤十郎さんと鴈治郎さんで観て
とっても楽しかった記憶があったので、
扇雀さんと鴈治郎さん版が楽しみでした。
  関連記事:「歌舞伎で贅沢な夏の夜」(2014.07.11)

壱太郎さんファンなので、
娘は壱太郎さんで観たかったなと思いつつ、
客席降りはテンポよくて笑い転げ、
後半はほろっとさせられて
満足感たっぷりでした。

Obento_20230715232501

幕間にお席で食事ができるようになったので、
母とデパ地下でお弁当を楽しみました。

2023.07.10

ミュージカル「SUNNY」で気持ちが晴れる

昨日、ミュージカル「SUNNY」を観ました

宝塚時代から大好きだった瀬奈じゅんさんと
退団後にファンになった花總まりさんの共演!

キャストの魅力でエントリーして
作品の予習は全くゼロで臨んでみると、
80年代の昭和歌謡満載のコメディでした

高校生時代の仲良しグループの場面と
30年ぶりに再会する大人チームの場面が
交互に描かれ、
どちらも短い激しい場面で
あっというまに物語が進んでいきます。

Sunny1 Sunny2

瀬奈じゅんさん(麻子さん)は
ご本人のInstagramでも書かれているように
入院中の設定で、お衣装はずっとパジャマ。
それなのにかっこよくて、
仲間を守るリーダーのお役柄のせいか
声も身のこなしも男役風味で、
ファン心がくすぐられ続けます

花總まりさんは
ちょっととぼけたところのあるセレブで
「おかしな二人」のようなコメディエンヌで
かわいらしいままです。

同級生の設定なのに、やはり男役と娘役で
麻子さんがお兄さんや先輩のように見えて
2人の場面にきゅんきゅんします

Hanasan Asakosan_20230710235701

小林綾子さんが柄の悪いセリフを連発され、
あの「おしん」だった方が?と驚きました

高校生チームは踊り、叫び、パワフルで、
80年代の楽曲は生まれていない世代なのに
髪形やメイクで見事になりきっていました。
振付が、登美丘高校でバブリーダンスを
指導されたakaneさんでした。

おもしろかったのは男性役を1人で何役も
役代わりされた片桐仁さん
早代わりのために脱ぎながらはけて行ったり、
登場してから服のボタンを留めていたり、
登場するだけで笑いをとっていました。

いっぱい笑って、
ところどころ涙なくしては観られなくて、
たっぷり楽しめました。

2023.07.01

「FACTORY GIRLS」で奇跡の再開を知る

ミュージカル
「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」を観ました。
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールは初めてです。

前方席で、
めあてのソニンさん、柚希礼音さん(ちえさん)が
舞台のぎりぎり前まで出て歌い上げてくれるので
すぐ近くで大迫力で美声を聴くことができました。

柚希礼音さんの舞台は久しぶりで、
宝塚を退団されてかなりたちますが、
今回は女役をされているんだなぁという印象で、
宝塚時代が懐かしくなりました。
女性の地位向上のために勇ましく戦うお役で
ぴったりの役柄でした。

ソニンさんは歌声も役柄や場面によって
がらっと豹変されるので、
女らしく透き通った美しい歌声も、
力強く歌い上げる場面も、聞き惚れました。

工場長や政治家の男性陣は、決して敵役ではなく、
時代背景を描いているのですが、
原田優一さんも戸井勝海さんも名演技なために、
憎たらしくて仕方なかったです。

激しい論争の場面が多い中で、
ストーリーテラー的な春風ひとみさんの語り口が
何とも言えない癒しで、あたたかくて救われます。
その娘役の清水くるみちゃんがかわいかったです。

Factory1 Factory2

カーテンコールで、ちえさんがかみしめるように
「今日、公演できてありがたい」とおっしゃって、
真横でソニンさんが涙ぐんで大きくうなずいていて
前楽だからかなぁと思っていると、
「代役の杉山真梨佳さん」とスポットがあたって
拍手が沸き起こりました。

後で調べてみると、なんと、前日夕方の公演が
開演わずか数分前に、出演者の体調不良で急遽
休演になったのだそうです。
客席で幕が上がるのを待ち構えているタイミングで
休演が決まるなんて、出演者も観客も、どんなに
やるせなかったことでしょう。

この公演にはスイングがいらっしゃらなくて、
休演された方は影のある女の子から目覚めていく
演技もセリフも動きも多いお役で、
杉山真梨佳さんは工場で働く女性の1人だったのに

工場労働の場面は、機織り機を動かしながら
激しすぎる振付がついているので、
新しいお役の動きやセリフを一晩でマスターされた
なんて、並大抵のことではないですよね。

貴重な回を見られたこと、
何も知らずに行きましたが、奇跡の再開だったこと、
改めて感謝の気持ちがあふれます。

前日までの出張疲れでだるさが残っていましたが、
一気に吹き飛びました。
もうコロナは終わったような気がしてしまいますが、
舞台人のみなさまは、大変な思いをして私たちに
届けてくださっていることを思い知りました。

2023.06.29

メロンジェンヌで余韻に浸る

昨日の宝塚星組「1789」観劇のアフターは
お気に入りのお店コーヒープリンセスで
「メロンジェンヌ」

メロンがどーん!と乗っていて
かわいく飾られていて、
ティーカップもフランスぽくて
夢の世界の余韻にたっぷり浸りました。

Melon Masamisan

ご一緒したまさみさんは
私と生年月日が全く同じで、
双子の姉と思っている大切な友人です。
一緒に観劇したかったので、
大好きな作品で一緒に感動できて
うれしい1日でした。

2023.06.28

大好きな宝塚「1789」再演に大興奮

宝塚星組「1789」を観ることができました。
複数回観る予定が、休演で1回になりましたが
月組の初演でこの作品が好きになりすぎて
DVDも買い、外部ミュージカルも観た作品なので
どうしても観たかったので、観られて幸せです。

音楽が大好きで、
オープニングの1曲目から泣きそうになり、
あちこちの場面で口ずさみそうになりました。

17891789_2

ロナンの礼真琴さん(こっちゃん)は
痩せられていましたが、
エネルギーを振り絞るような熱演でした。

ヒロインは初演はマリーアントワネットでしたが
今回はオランプで、舞空瞳ちゃん((なこちゃん)は
歌もうまくなられていて、けなげなヒロインでした。

大好きな暁千星さん(ありちゃん)は、
月組時代の初演はフェルゼン、新公主演でしたが
今回はデムーランで、革命家として歌もステキで
舞台を引き締めていました。
フィナーレのダンスももちろん素敵でした。
恋人役の詩ちづるちゃんともお似合いでした。

やはり今回もロベスピエールがおいしいお役で
極美慎くんの魅力全開でした。

若手一推しの天飛華音くんは抑えた演技も
ステキでした。
フェルゼンは初演では歌がありましたが
今回はなくて残念です。
フィナーレはガンガン踊っていました。

ペイロールは念願の輝月ゆうまさん(まゆぽん)
月組の新公のときから、迫力が増していて
本気で冷酷で怖いペイロールでした

Arichan_20230702173201 Kiwamikun_20230702173201 Amatokun

星組の娘役さんは歌うま揃いですが
アントワネットの有沙瞳さんはさすがの迫力で
ソレーヌの小桜ほのかさんの役作りは
ソニンさんに近かった気がします。
名曲「夜のプリンセス」はお見事でした。

稀惺かずとくんがかわいすぎました。
東京の新公の配信が楽しみです。

幸せすぎる観劇でした。

2023.06.25

ダリアジェンヌさんの1日イベントに遭遇

宝塚月組バウホール「月の燈影」の帰りに
宝塚駅前のマルシェdeソリオで
ダリアジェンヌさんが出店されていて
オーナーの梓晴輝さんにお会いすることが
できました!

Azusan

先月、くれゆかさんがプロデュースされた
「麗人」のイベントで入手できた
無添加ダリア石鹸「麗しの石鹸」を
今ちょうど使っているのです。
 関連記事:「アントレジェンヌの「麗人」にきゅん」(2023.05.11)

梓晴輝さんはとっても気さくにあたたかく
接客してくださって
別の種類も使ってみたいと話すと

香りをかぎ比べさせてくださって、
ピンクの「華やぎの石鹸」にしました。
オレンジの「煌めきの石鹸」もステキなので
また次にどこかのイベントで出会えたら
これも試してみたいです。

ダリアコーヒーも試飲させていただいて
おいしかったのでこれも購入しました。
ダリアの球根からつくられたハーブティで
さっぱりして飲みやすいお味です。

売場の写真を撮ってもよいか尋ねると、
「私も撮ってもらって大丈夫ですよ」と
おっしゃって、ポーズもとってくださいました。

Sekken

お美しくてお人柄もステキで、
至福のひとときを過ごすことができました。
今日1日だけのイベントだったので、
なんて私は幸運なのでしょう!
感謝の気持ちで胸がいっぱいになって
ごきげんで帰宅しました。

より以前の記事一覧

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ